ラクダの国からおとぎの国へ

3年間のラクダが住む国の暮らしから、おとぎの国へ・・・。
一度は住んでみたかった、あこがれの国。
沢山楽しみます🎵

エジプト旅行記・・・6

2017-03-15 07:27:08 | 旅行
ルクソールは農業が盛んな田舎町という感じで、メムノンの巨像の隣には、麦畑が広がっていました。

クルーズ船に戻りランチをいただいた後は、エドフへ向けて出航します。

私たちは船内でのんびりと過ごしました。












ナイル川や岸辺を見ながら、本を読んだりボーっとしたり・・・。

こういうのんびりとした旅も、いいですね~









3時半からはサービスのアフタヌーンティー。

紅茶を飲みながら夫と雑談をしていると、なにやら大きな声が聞こえてきました。



小さなボートに乗った少年たちが、布を売りに来ていたのでした。



クルーズ船の客は気に入った布を指定すると、少年が船めがけて布を投げ入れます。

客は袋か何かに入れたお金をボートに落とします。

良く見てみると、小さなボートは縄でクルーズ船と繋がっていました。

今回は沢山の売り上げがあったようです。

夜になって何気なく外を見てみると、ボートの少年たちは、布にくるまって寒さを凌いでいました。

危険な仕事をしなければならない少年たちを思うと、少し心が痛みました・・・。

少年たちは、エドフにクルーズ船が着くと、また違う船に繋がって商売をするとガイドのミナさんが教えてくれました。



クルーズ船が橋の下を通ったときに写した写真。

橋の柱にも、エジプトの壁画風の絵が



だんだんと日が暮れてきました。

ナイル川に沈む夕日、綺麗です・・・









夕食後ミナさんが「水門を通るので、見てみませんか?」と誘ってくれました。

ナイル川の氾濫を防ぐため、水量を調節するための水門が何か所かあるそうです。



船がぎりぎり入るくらいの狭いところに船が入ると、脇から水が入って来て、正面の川と同じ水位まで水が上昇します。



水位が同じくらいまで上昇すると、水門が開きました。

水門を通るのは初めての経験でした

いくつになっても初めての経験があるものですね~

その後、スパで背中のマッサージを30分やってもらい(上手でした~)またまた早めに

エジプト旅行記・・・5

2017-03-14 06:31:02 | 旅行
3か目・・・朝食後、ルクソールの西岸へ。

ナイル川の東岸は生、西岸は死を表しているため、西岸には王家のお墓や貴族のお墓、埋葬殿などが集まっています。

まずは王家の谷を見学。

ここは写真撮影が禁止されているため、写真は無しです。

ラムセス王たちの墓・・・素晴らしい壁画が色鮮やかに残っていました。

一番の見所はツタンカーメンの墓。

壁画の状態も素晴らしく、また黄金の棺やツタンカーメンのミイラも見ることが出来ました。

ツタンカーメンの墓は、1922年にハワード・カーターという人が発見しました。

王家の谷の多くの墓の財宝は、盗人によって盗まれてしまいましたが、奇跡的にこの墓の財宝は無事でした。

埋葬品は豪華でしたが、墓そのものは小さくて質素だったそうです。

それは、ツタンカーメンが急逝したからだと言われています。

カーターが感動したのは、豪華な埋蔵品ではなく、后が愛情の印として最後に置いたとみられる、干からびた小さな

花束だったそうです。

発掘作業に携わった大部分の人たちが急死したので、当時は「ツタンカーメンの呪い」などど言われていましたが、

ガイドのミナさんによると、墓にいたバクテリアが原因だったようです。

王家の谷をたっぷりと見学した後は、ハトシェプスト女王葬祭殿へ。



広い敷地に、美しい建物が・・・。

ここは、以前テロが起きて多くの日本人が犠牲になった場所です。

今はセキュリティーもしっかりとされていて、テロの心配はなさそうでした。



まずは、建物の下の部分の説明を受けました。

柱の彫刻は「ハトホル女神」

今回の旅行では、なぜかハトホル女神とホルス神に心惹かれた私です。

ハトホル女神は、愛と美の女神であり、牛の耳を持っています。

シュレックの耳に似ていますね



ホルス神。

隼の姿をした神で、ハトホル女神の夫です。







壁画の色が鮮やかに残っています。



スロープを上り2階へ。

地震で崩れた像もありましたが、いい状態で残っている像もありました。









ホルス神とラムセス王。

顔が隼で体は人間。









メムノンの巨像。

ナイル川と王家の谷の間にあります。

高さは20mもあります。

B.C27年の大地震の後、この像も破損してしまったそうですが、それ以降朝日を浴びると呻くような音を

上げるようになり、旅人たちは像が悲しく歌っていると信じるようになったそうです。



午前中、たっぷりと観光した後は船に戻りランチをいただきました。

船はエドフに向けて出港です。

エジプト旅行記・・・4

2017-03-12 19:03:09 | 旅行
カルナック神殿を見学した後は、車ですぐの場所にあるルクソール神殿へ。

260mもの長さを誇る大神殿です。

アメンホテフ2世の時に着工され、トトメス3世の手を経て、ラムセス2世が完成させたと言われる神殿。

この道脇にも、羊の顔のスフィンクスが並んでいました。

全貌はまだ明らかにされておらず、まだ発掘作業が行われているそうです。




入口には、2つのファラオの座像。

高さは15.5m。



入口を過ぎると、2列の円柱に囲まれたラムセス2世の中庭。






珍しいツタンカーメンと奥さんの座像。

若くして亡くなったので、顔が若々しいですね。



夕方になり、段々と日が傾いてきました。



日が当たらない部分の壁画は、色が残っています。

何千年も前の色がまだ残っているなんて、エジプト人の装飾の技術は凄いですね。



円柱は、パピルスの蕾を表しているとのこと。



ラムセス2世の像。



暗くなってきました。ガイドのミナさんが、「ライトアップされた遺跡も、また違って素敵ですよ。」と

教えてくれたので、10分くらいライトアップの時間になるのを待ちました。



ミナさんが言ったように、また素敵ですね。



日が出ていた時のものとは、別の物みたいに見えます。



幻想的ですね。





顔だけのライトアップは、ちょっと怖い・・・

たっぷりと遺跡観光をした後は、クルーズ船に戻り、夕食をいただいてから、就寝・・・

船はルクソールに停泊して、次の日は、西岸へ観光に行きます。

エジプト旅行記・・・3

2017-03-11 21:27:53 | 旅行
2日目は、朝食後ホテルをチェックアウトして、カイロから飛行機でルクソールへ向かいます。



機内からの景色。

砂漠が広がっているのが見えますが、大気汚染でもやっとしていますね。



ルクソールに近づくと、緑が多くなってきました。

ナイル川の恵みを受けて、作物を育てているのでしょうね。



ルクソール空港に到着すると、旅行会社の方がお迎えに来てくれてました。

この日からは、3泊4日のナイル川クルーズです。

クルーズ船で移動しながら、ナイル川の西岸、東岸、アスワンなどを観光します。

ブルーシャドウという名のクルーズ船。



旅行会社の方がチェックインを手伝ってくれました。

ありがたいです



らせん階段があり、1階はロビー、地下1階にはレストランとバーがあり、

2階にはお土産屋さんと私たちが泊まるお部屋、そして3階は展望デッキになっています。



このレストランで、3泊4日毎食ブッフェをいただきます。



客室。

2日目、観光から帰ると、お掃除の人がタオルでワニを作ってくれていました。



展望デッキの先頭で、のんびり景色を楽しみました。



小さなプールもあり、子供や若いカップルが遊んでいました。



観光しない時間は、展望デッキでナイル川の景色を見ながらビールを飲んだりしながらのんびり過ごしました。

景色は最高です



ナイル川クルーズの初日。

船でランチをした後は、カルナック神殿とルクソール神殿に観光に行きました。

この日からは、エジプト人日本語ガイドのミナさんが付いてくれて、遺跡の説明をしてくれました。

ミナさん、30歳独身イケメンです



まずはカルナック神殿。ナイル川の東岸にあります。

羊の顔のスフィンクスの道の先に、大きな門があります。



この羊の顔のスフィンクス。いい状態で残っています。



第一中庭にあるパネジャムの巨像。



円柱一つ一つに模様が施してあります。

パピルスという植物の装飾。

古代エジプト人はパピルスで紙を作り、書物として残したのです。

最終日にパピルスの作り方を見学するのですが、簡単に破れないほど丈夫な紙で、何千年もの時を超えて今でも残っているのです。

大列柱室には、高さ23mの円柱が134本も残っています。



日に当たらない部分は、色が少し残っています。



トトメス1世のオベリスク。

一つの石から出来ているそうです。






この神殿は、長い年月をかけて、何代ものファラオ(王)が作り上げたものだそうです。

実際に遺跡を見ると、古代エジプト人の英知に驚かされます

エジプト旅行記・・・2

2017-03-10 18:40:01 | 旅行
ランチの後は、お土産店やカフェが立ち並ぶ「ハンハリーリバザール」へ。

旅行社の車で移動したのですが、金曜日でお休みの日だったせいか、凄い渋滞でした。

カイロは大都会です。

車と人が多くて多くて・・・。

日本人も沢山住んでいるようですが、私はカイロには住みたくないなぁ。

大気汚染も酷いようです。

私が今住んでいる街も、運転が荒い車が多いのですが、カイロはそれ以上でした。

何度もヒヤヒヤしましたよ



街の建物は、ヨーロッパ風の素敵なものが沢山ありました。

一昔前の歴史を感じる街並みです。



ところどころに広場がありました。

革命の時には、広場に大勢の人が集まったそうです。

エジプトは、何年か前に「アラブの春」と言われる革命が起こり、日本人は渡航禁止の期間が長くありましたが、

今は観光客も戻り、日本人観光客の姿も沢山見ました。



やっとバザールに着きました

所狭しとお店が立ち並び、人も多くて活気があります。

中央のオジサンが身に着けている白い服は「ガラベーヤ」という民族衣装。

南の方へ行くと、男性は皆これを着ています。



面白いお土産ものはあるかな~



ピンボケになりましたが、ラクダたち。

カラフルで可愛いけれど、目が怖い・・・。



エジプトらしいお土産物。

金ピカです



アクセサリーも、ゴージャス~



この照明器具、結構好きでしたが、持ち帰ることは大変なので買わず・・・。

アラブっぽいですよね。



欲しかったエジプトのチェス。

でも、版が大理石で重いので、これも買わず。



客引きが凄い強引とは聞いていましたが、店の人が私たちが日本人だと分かると日本語で

「1ドル、1ドル!!」「ヒャクエン!」「ヤスイヨ~」「カワイイネ~」などど話しかけてきて、

なんとか売ろうと必死です

結局、夫はツタンカーメンのミニチュアを買い、私は貝の装飾の小さな箱を買いました。

カフェもエジプト感、ありますね。

小1時間見て回った後は、ホテルへ移動してチェックイン。

チェックインの時は、旅行会社の別の人がロビーで待機してくれていて、全てやってくれました。

私たちは英語が少し出来るし、海外のホテルは慣れていますが、日本から来た方たちは言葉の問題もあると思うので、

このサービスはとても助かりますよね。

至れり尽くせりの旅行会社のサービスに感謝です



ナイル川沿いの、コンラッドホテルに泊まりました。

窓からは、左にナイル川が見えます。



右にはカイロの街並み。大都会です。






ホテルのライトや植木鉢も、エジプトの遺跡から発掘された小物たち風のデザイン。

夕飯は、「牧野」という日本食レストランを希望しました。

ここは日本人のシェフがいて、美味しい和食が食べられると口コミを見ていたので・・・

レストランの移動も、旅行社の車で。



まずはエジプトビールで乾杯

すっきりしていて、美味しいビールでした。

SAKARAの方が少しコクがある感じで、値段もSTELLAよりも少し高めです。



中落ち丼(食べかけでごめんなさい

これ、美味しかったぁ~

マグロが入荷したときでないと食べられないと聞いていましたが、この日は運良くありました。

お味噌汁も出しが効いていて、美味しかったです。



芝海老のかき揚げGOOD



お寿司~

私が住んでいる街のお寿司とは違い、日本のお寿司でした

多分、日本で食べると中レベルのお寿司ですが、海外でこれが食べられるなら、満足です

食事の後は、旅行社の車でホテルに戻り、明日に備えて早めに就寝・・・