ラクダの国からおとぎの国へ

3年間のラクダが住む国の暮らしから、おとぎの国へ・・・。
一度は住んでみたかった、あこがれの国。
沢山楽しみます🎵

エジプト旅行記・・・5

2017-03-14 06:31:02 | 旅行
3か目・・・朝食後、ルクソールの西岸へ。

ナイル川の東岸は生、西岸は死を表しているため、西岸には王家のお墓や貴族のお墓、埋葬殿などが集まっています。

まずは王家の谷を見学。

ここは写真撮影が禁止されているため、写真は無しです。

ラムセス王たちの墓・・・素晴らしい壁画が色鮮やかに残っていました。

一番の見所はツタンカーメンの墓。

壁画の状態も素晴らしく、また黄金の棺やツタンカーメンのミイラも見ることが出来ました。

ツタンカーメンの墓は、1922年にハワード・カーターという人が発見しました。

王家の谷の多くの墓の財宝は、盗人によって盗まれてしまいましたが、奇跡的にこの墓の財宝は無事でした。

埋葬品は豪華でしたが、墓そのものは小さくて質素だったそうです。

それは、ツタンカーメンが急逝したからだと言われています。

カーターが感動したのは、豪華な埋蔵品ではなく、后が愛情の印として最後に置いたとみられる、干からびた小さな

花束だったそうです。

発掘作業に携わった大部分の人たちが急死したので、当時は「ツタンカーメンの呪い」などど言われていましたが、

ガイドのミナさんによると、墓にいたバクテリアが原因だったようです。

王家の谷をたっぷりと見学した後は、ハトシェプスト女王葬祭殿へ。



広い敷地に、美しい建物が・・・。

ここは、以前テロが起きて多くの日本人が犠牲になった場所です。

今はセキュリティーもしっかりとされていて、テロの心配はなさそうでした。



まずは、建物の下の部分の説明を受けました。

柱の彫刻は「ハトホル女神」

今回の旅行では、なぜかハトホル女神とホルス神に心惹かれた私です。

ハトホル女神は、愛と美の女神であり、牛の耳を持っています。

シュレックの耳に似ていますね



ホルス神。

隼の姿をした神で、ハトホル女神の夫です。







壁画の色が鮮やかに残っています。



スロープを上り2階へ。

地震で崩れた像もありましたが、いい状態で残っている像もありました。









ホルス神とラムセス王。

顔が隼で体は人間。









メムノンの巨像。

ナイル川と王家の谷の間にあります。

高さは20mもあります。

B.C27年の大地震の後、この像も破損してしまったそうですが、それ以降朝日を浴びると呻くような音を

上げるようになり、旅人たちは像が悲しく歌っていると信じるようになったそうです。



午前中、たっぷりと観光した後は船に戻りランチをいただきました。

船はエドフに向けて出港です。