梅ちゃんのガーデンブログ

コンコード環境デザイン研究所○ランドスケープデザインとまちづくりとマウンテンクライムのブログ

決戦 技術士口頭試験顛末

2009-12-23 19:48:22 | ㈲コンコード環境デザイン研究所
 12月19日午後3時、着替えを済ませるとFBCCを出てバス停に向かう。これから東京に技術士口頭試験の受験である。

 筆記試験を合格してから体験論文の作成、試験科目の周辺知識の吸収など、受験のことは一通りやったつもりではあるが、試験勉強というのはキリがないなーと思う。それでも明日の2時30分には全てが終わる。そう思いながらバスに揺られたのである。

 JRと地下鉄を乗り継ぎ、福岡空港についた。無論スカイマークである。節約のためにこのチケットだけは早めに取ったので11500円(片道)である。搭乗口の前で缶ビールを一本買い、グビと飲んで搭乗を待つ。飛行機の中は寝ていよう。

 寒波が日本国中を覆い、福岡も寒いが東京も寒い。羽田空港への着陸は2回目で成功。スカイマークの飛行機は狭くて大変だが、事実上倒産している日航に比べると経営はいいのだろうなーなどと変なことを考える。無論空港を占領しているのは日航と全日空であったのだが。

 羽田から渋谷へ、山手線で移動。渋谷で降りて宿へは向かわず、明日の試験会場を確認する。道玄坂を歩くこと10分。アッタ!!フォーラムエイト。入り口には試験の案内がある。

 ここかウンわかった。妙に納得すると。飯にしよう。近くに何かないかと歩くと、牛丼の吉野家があった。今日の夕食はここである。中国人のアルバイトの人が接客に来る。ビールを一本、それから卵とじ定食をお願い。中国人の癖のある声でオーダーが通る。

 酒飯が終わると店を出て宿へ向かう。宿はこれもインターネットで調べた6250円の宿。場所は道玄坂、ラブホテル街にあるビジネスホテルである。

 意外と簡単に見つかる。受付には髪の長い昔の娘さんが受付をしていた。前金で全て払う。このホテルは低価格なのだが、風呂もトイレも共同で部屋にはテレビもない。山に登る私には、ビバーグに比べたら天国だ。前の年はカプセルサウナだったな。などと妙に納得している。

 部屋に入ると、また暗記を再開。12時まで続ける。明日すっきりするよう、しっかり寝なければと思いベッドに入る。しかし朝4時に目が覚める。それから7時まで寝返りを打ちながら過ごす。

 朝風呂に入って、朝食を食べると外に出てコンビニで少し買出し。部屋に戻ると再度、今日試験で聞かれる体験論文の暗記と声だし練習を再開。途中休み休み11時30分まで続ける。

 11時30分を過ぎた。試験会場へ出撃である。服を着替えるとネクタイを締める。ホテルのカウンターに鍵を預け、靴紐を締めるとラブホテル街をこわばった顔で歩く。途中コンビニでリポビタンDスーパーを買う。

 昼飯を食ったほうがいいな。そう思いまた昨日の牛丼屋による。縁起をかついでAセットを食べる、が、のどを通らない。私には珍しく少し残した。昨日もらった割引チケットをだし、精算を済ませると試験会場に向かう。いよいよである。

 フォーラム8、1階にはもう試験が終わった人が居る。「来年はこんなとこで会うことがないようにねー」という会話が聞こえる。エレベータで7階へ、同じ階で降りるが一人。同じように受付へ向かう。受付は若い女性である。ホテルの受付とはえらい違いだ。などと感じる。

 合格通知書を見せ、確認を済ませると、待機する場所を案内される。ひとつ階上の大きな部屋。みんな黙々とノートに向かっている。重苦しい雰囲気が漂う。ここで最後の勉強をおこなう。あと一時間である。

 1時30分になった、待機場所を出るとさっき買ったリポDを飲む、気合一発。エレベーターで12階の試験場へ移動。
 エレベーターを出ると、トイレに移動。放出。うぅ武者震いがする。あと10分、試験場前で待機。視線が宙を舞う。中の声がかすかに聞こえる。それがやんだと思ったら。前の受験者が出てきた。

 ついに俺の番が来た。ドアが開き、ウメダカズヒサさんですか。ハイそうです。
いよいよ始まったのである。アーメン
コメント (1)
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