皆様おはようございます(^^)
週末土曜日、娘は普段より早めに登校し
YUKOは、家事済ませ、一仕事を終え
これを書いたら、またお仕事に戻ります。
その前に...1つお知らせです。
既にFBでは告知させて頂きましたが...
私YUKOは、この度、約3年ぶりに
個展を開催する運びとなりました。
詳細は最後に記載しますが、今日は
『YUKOと絵の出会い』
というお話をしたいと思います。
現在、YUKOはダンサー/振付師/唄うたい/デザイナー等...
総合的にアーティストという偉そうな肩書きを持たせて頂いておりますが...
少なくとも対価を伴う活動に関しては
『責任』を第一として、その責務を全うする事が
自分のアイデンティティであると思っております。
と、こんな風に書くと
それこそ、アタシはプロでござい、って
偉ぶってるみたいですが、
いやいやこれって『普通の事』で...
要するに、YUKOも皆さんと同じく
「普通の社会人」であろうと努力してます、という事ですw
ただ、このアイデンティティを成立させるプロセスは
YUKOにとって「生き始める作業」であり
それは、YUKOが物心ついた頃から『生きている実感を得ない人生』を
歩んでしまったからです。
「生きている実感の無い人生を歩んでいる人間」というのは、
接する人達にとっては「我がものが行く迷惑の塊」な様なもので
逆にYUKOにとっては「先の真っ暗なヘドロとの戦い」で
そんな中、たくさんの方に救われながらもお返しする事すら思いつかず
年齢だけ大人になりました。
ところが、そんなYUKOでも『自我』と『欲求』は人一倍強く
自分の生きる糧は、いつしか『表現』という形で養われて来ました。
一口に『もの創り』と言うけれどYUKOにとっては
『辞めたら自分がいらなくなる作業』であったと思います。
自分にとっても他人にとっても。
『辞める理由が死に直結するから続ける。』
もっと言えば、もの創りに興じてる時間だけが
『生死を感じなくて済む。』
やがて自活しなければならない年齢になり
必然的にYUKOは『もの創り』以外の仕事をするイメージが
全く湧きませんでした。
さぁ、どうする?YUKO。
頼れる人なんていないよ。
自分で決めな。
その選択がYUKOの人生を大きく変えました。
主人との出会い。
守るべき存在が出来たのも大きかった。
1998年、主人と2人で立ち上げた自主レーベルから
ミニアルバムを出しました。
この時、人生で初めて
『これからは「言い訳をしなくて良いんだ」という事』に
心から悦びを感じたのを今でもはっきり覚えています。
アルバムのタイトルは「Depth」.
YUKOの半生を吐き出した英詩の曲のタイトルでもあります。
後に、絵を描く様になって同タイトルで、この曲をビジュアル化させたのが
この絵です。↓
DEPTH:アクリル画(C)YUKO
これが「今」への原点です。
しばらくでYUKOは母親になりました。
頼る人のいない子育て。
何もわからないまま、365日24時間、娘という新人と向き合いました。
娘に捧げた自分の時間はYUKOに「誇り」を与えてくれるものでした。
彼女の笑顔が、彼女の成長が、YUKOを少しずつ大人にしてくれました。
そして『感謝』という言葉がYUKOの中にすぅ~と溶け込み
『感謝とは?』という実感を育ててくれました。
と、同時に自分に与えられた「責任」は
日々、ボリュームを増し、必要とされる事への慶びと同時に
「自分しかいない、全うしなければならない」という
プレッシャーとの戦いが始まりました。
お金も無い。対した学も無い。
あるのは、何かを生み出すエネルギーだけ。
だから、徹底的に働きました。
主人と共に起業し、自分達のHomeを創る作業。
1週間で、トータル12時間睡眠で働く日々。
毎日踊り、唄い、家事をこなし、育児をし、イベントを創り、
衣装をつくり、指導をし、振付けをつくり、営業もすれば、
企画もする。何もかもする。
そして、主人のサポートをする、、、
8年かけて....壊れましたw
壊れたYUKOに主人が提案してくれました。
『好きな絵、描いてごらん』
気付けば、自分のやる事成す事、全てに対価を伴い
責任を伴い、「自分の為」を意識する暇すら無く
壊れても、壊れても、休まない日々でした。
(実際、この20年、現場を休んだり遅刻したりした事は皆無です)
その中で『楽しむ感覚』だけを頼りに生きていました。
YUKOは描きました。何も考えず、絵の知識など何も無いままに
ただ、想いのままに、描きました。
今から5年前です。
First Experience/アクリル画 (C)YUKO
出来上がったこの絵を主人に見せると
『えっ?!めっちゃいいやん!!』
と、見た瞬間に言ってくれました。
『ありのままを認められた』
照れくさかったですw
それが、絵を描き始めたきっかけとなりました。
(デザイン仕事としてのイラストやロゴは描いてはいまいたが)
そこから「絵を描く事」はYUKOのライフ・ワークとなりました。
さて、、、、
あれから5年。
描いた絵は大きいものでF50号の連結もの。
小さい絵で4ツ切り画用紙。
トータル100作品近くなりました。
中には、DVDのジャケットになったり
舞台の背景として8m x 13mという巨大なスクリーンに投影されたりした
作品もあります。
あれ?じゃぁ結局「絵描き」も『仕事=責任』になっちゃたの?
と、思われるかも知れませんが...
そのお話は、また次回。。。
最後までお読み頂いてありがとうございます。
次回は、『YUKOにとって"描く"という事は?』
というお話をしたいと思います。
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■ タイトル:YUKO個展『夢人2』
■ 開催期間:10月9日(木)~14日(火)
・12日(日),13日(月祝)は休廊
■開催時間:10:00~17:00
・最終日は14:00まで
■会場:クリエイションギャラリー日本橋箱崎
・東京都中央区日本橋箱崎町27-9 3F
☆YUKO在廊スケジュール
10月9日(木):不在 (商品購入不可)
(ギャラリーはOPENしております!)
10月10日(金):在廊 (商品購入可能)
(10:00~17:00 張り切って在廊しております!)
10月11日(土):在廊 (商品購入可能)
(10:00~17:00 張り切って在廊しております!)
10月12日(日),13日(月祝):休廊
10月14日(火):在廊 (商品購入可能)
(10:00~14:00最終日です!皆様のお越しをお待ちしております!!)
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皆様本日もステキな1日をお過ごしくださいませ♪(((^^)/