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魔女宝鑑 ~ ホジュン、若き日の恋 ~ DVD BOXII |
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「お前の呪術で人の心も手に入るのか?」
プンヨンはホンジュに問いました。うつろな目です。
ホンジュは、自分がヨニを取り戻してあげると言いました。今のヨニには邪悪な妖怪が憑いているので、それを殺せば優しい以前のヨニに戻る・・・と。
プンヨンは、ホンジュに問いかけたものの、彼女の言葉を信じる事も出来ません。
ホンジュは、大妃に黒呪術をかけました。
苦しみ始めた大妃。この呪いが解けなければ、翌日には死んでしまうだろうと宣祖に言うホンジュ。
ヨニはヒョンソに大妃を診てもらいました。
ヒョンソは、ホンジュに操られるがまま、それが黒呪術の所為だと言いました。そして、お札が宮中のどこかに隠されている筈だから、それを探し出し、呪いを解かなければならないと言いました。
そうしなければ、大妃は翌日には死ぬ・・・と。
ヨニにも時間はありませんでした。
呪いを解く為の期日まで20日しかありません。徐々にヨニは能力を失って行き、おそらく死んでしまうだろうと思われます。
ヨニは、ヨグァンに、ジュンにもプンヨンにも秘密にしていてほしいと言いました。
でも、ジュンは魔医禁書を読んで、それを知っているようです。
ヨニとジュン、ヨグァンは、黒呪術のお札のありかを探すため、『追跡の札』という道術を使いました。
その札が指し示したのは、宣祖の寝殿。
まさか・・・と思いましたが、ジュンとヨグァンは寝殿に入り、札を探しました。でも見つかりません。
そこに宣祖が戻って来ました。
その後を追うように、プンヨンも。プンヨンはホンジュに言われて宣祖を見張っていたのです。
ここんところがちょいと私には意味不明なんですけど・・・。
ヨニを昔のよう戻してほしいと思うプンヨンは、何故ホンジュの言葉に乗って宣祖の行動を見張る必要があるのでしょう。ヨニに憑いてる妖怪を殺すために必要なこと?
プンヨンは、隠れている者が居る事を敏感に察しました。
で、宣祖に目配せして、後ろの屏風を払いのけると、現れたのはジュンとヨグァン。
ジュンたちが大妃を救うためだと説明しようとしたけど、宣祖にはそんな言葉など耳に入りません。聞く必要も無いんです。
自分を暗殺するために忍び込んだとしか思えませんから。
その時、ジュンとヨグァンは、宣祖の胸の傷にお札が浮かび上がっているのを見ました。要するに、大妃を殺したいほど憎んでいる宣祖自身が生み出した呪いの札は、宣祖自身の身体にあるってことですね。
宣祖は今すぐジュンたちを殺せとプンヨンに命じました。
プンヨン、ジュンはともかく、ヨグァンは父の弟子です。躊躇しました。
そこにヨニが。
ヨニは呪いの札は宣祖自身だとホンジュに聞いて来たのです。
宣祖は、黒幕は大妃では無くヨニだと思いました。
プンヨンに、ヨニを殺せと命じました。
でも、ヨニは一瞬の隙をついて、宣祖の胸に浮かぶ呪いの言葉に、剣を突きさしたのです。
その瞬間、大妃の呪いは消えました。
ヨニは、自分が死罪になる事を恐れず、大妃の命を救う事を選択したのです。
でも、プンヨンには、ヨニが恐ろしい妖怪に突き動かされ、宣祖を殺そうとまでした・・・と思えたのです。
ヨニ、ジュン、ヨグァンはその場で捕まりました。
ジュンとヨグァンは逃げ出しましたが、ヨニは牢に入れられました。
ホンジュはヒョンソにヨニを殺させようとしました。
赤ちゃんの時にヒョンソが施した術によって・・・です。
ところが、その術が使えないのです、ヒョンソ。
その術は、昭格署の長に代々受け継がれる力でした。今のヒョンソはホンジュに操られているだけの存在で、既に昭格署の長としての資格は無いと言う事でしょうか。
その証拠に、プンヨンにその力が現れて来ていますよ。もう代が変わったってことでしょうかね。
ジュンは、宣祖がヨニを狙う理由が、その病にあるとヨグァンから聞きました。
ヨニの呪いの所為で病が治らないと思いこんでいるわけです。勿論、それはホンジュの刷り込みです。
ジュンは、宣祖の、ホンジュへの信頼を失わせようと考えました。
赤い道袍がホンジュの手先だということを示したのです。
既に、ソルゲを捕まえてあったジュンは、ソルゲ自身にも、ホンジュへの信頼を失くさせ、宣祖にも、赤い道袍を仲間であるにもかかわらず、用が無くなったらあっさりと切り捨てようとするホンジュの姿を見せたのです。
宣祖は、ホンジュの言葉に従ってあれこれやって来たのに、一向に病は良くならず、悪化するばかりなので、疑い始めていました。
でも、黒呪術を使うホンジュに脅され、従わざるを得ない状況になっていたのです。
「私が王様の病を治します。」
そう言うジュンを、宣祖は半信半疑で見つめていました。