恋するパッケージツアー ~パリから始まる最高の恋~ DVD-SET2 (特典映像DVD付) | |
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ソソは考えていました。この人は何だろう・・・と。
猫かな?子犬かな?キツネかな?運命の人かな?
二人はベッドを共にしました。
ソソはやはりまだ不安だし、確信を持てないでいるのかもしれません。やはり捨てられた記憶と言うのが、残っているからでしょうね。
この人とはいつまでなのだろうか・・・と考えてしまうのです。
空港に来なかったと言う恋人の事が気になりました。
「彼女とは仲直りしましたか?」
察してくれないマルに、ソソから聞きました。
でも、マルは、話す事は無い・・・としか言いませんでした。
その時、電話が。
ホテルの支配人からでした。
なんと、ガプスとボクジャをホテルから追い出すと言うのです。
郷に居れば郷に従えの教えが全く頭にないガプスは、食欲のない妻ボクジャのために、部屋でキムチチゲを作って食べさせたのですが、その匂いが物凄くて、他の客からのクレームが入ったんだとか。
部屋のクリーニング代等も含めて、多額の賠償金を支払うよう求められてしまったのです。
ソソがいくら説明しても、これは完璧にガプスの落ち度ということで、もうどうしようもありませんでした。
その時、マルが良い手を思い付いたのです。
マルは気がついていました。ボクジャががんだと。
そして、ガプスもそれを知っていると。
だから、この旅がボクジャにとっては人生最期の旅となる筈だと言い、かねてから来てみたかったこの場所に来たんだ・・・と説明したのです。
そして、ソソも、年配の韓国人にとって、フランス料理が続くとどうしても韓国料理が食べたくなるし、食欲の無い妻の為にキムチチゲを作ったのだと加勢。
その話に心を打たれた支配人は、全てを許してくれた上に、記念にとワインをボクジャに差し出したのです。
この一件では、流石にガプスも少々反省していて、それを上手く収めてくれたソソとマルに心から感謝しました。
らしくもないチップをメンバーから集めてソソに差し出したり、集合時間に遅刻するマルを寛容に待ったりしましたよ。
ハードな一日が終わり、自分のホテルに戻ったソソ。
そこに、マルがやって来ました。僕もここで寝ます・・・
私たち、良いのかな・・・とちょっとためらうソソ。
「先の事は先の事、今日は今日です。」
マイペースでノー天気、好奇心旺盛過ぎるマルですが、こういう男らしい強引さも持ち合わせているのね。
ラブラブの二人なんですが、翌日、ちょっとした誤解から、早くも別れの危機が
ソソが、親しげに二人の男性と一緒のところを見ちゃったマル。
紹介されたものの、マルはフランス語が分かりません。
ソソが、適当に通訳したもんだから、肝心の関係は分からずじまい。
で、勝手に想像しちゃったわけです。
男性二人ともソソと交際していて、三角関係に発展しちゃってる・・・なんてね。
でも、本当のところは、その男性二人はゲイで、喧嘩別れしちゃいそうなのを、ソソが仲を取り持ってあげてるということなんです。
ソソは、二人の男性に、マルのことをこれから本気で付き合う可能性大の男性だと紹介していたんです。
運命の人かもしれない・・・と。
でも、マルにはそう通訳しなかったもんだから、マルは誤解しちゃったんですね。
ま、こちらは、ソソが説明すれば誤解はすぐに解けるでしょうが、もう一つはそう簡単な事じゃ無さそう。
マルがホテルに忘れて行ったモノがあると、ソソにホテルの支配人から連絡が入ったのです。
取りに行ったソソは、それが靴だと知りました。
自分にプレゼントしてくれたのと同じ靴でした。
誰の靴だろう・・・とソソは思いました。
私一人で舞い上がっていたの?2人の女に同じものを贈る男・・・。
その時、マルも忘れモノに気づき、ホテルに戻って来ました。
「サン・マルさん。いくらなんでもあんまりです。」
そう言って、支配人から受け取った靴をマルに渡しました。
そして、自分が履いていた靴を脱いで、ゴミ箱に投げ捨て、裸足で歩いて行ったのです。
マルは、ソソの行動の意味が分からなかったようです。
ゴミ箱から靴を拾い上げ、ソソの後を追いました。