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斐川交流U-11交流大会結果&う~ん

2009年02月22日 | インポート

今日、斐川交流U-11大会が開催されましたので結果をお知らせします。

(予選リーグ)

・長久ー宍道(1-0)

・長久ー中部(0-4)

この結果、予選2位で決勝トーナメント進出

・準々決勝 長久ー木次(0-1)

・交流試合 長久ー東出雲(0-2)

今大会は新チームで初めての11人制大会でした。県トレのためKイジとKイト、また昨日の練習中にSュウトがケガをし、結果18人で参加することになりました。昨日の練習時にも今日の大会は結果を求めるものではなく、今のチームと個々のレベルがどの程度なのかを測る良い機会なのでそれぞれテーマを持ち、何が通じて何が通じなかったのか等しっかり意識を持ってチャレンジしてくださいと伝えました。

結果は上述のとおりですが、感想は、選手たちのチャレンジの気配も闘志も工夫も全く感じられず「以上終わり!」状態でした(怒)。まあこれが今の実力だねという結果と内容でした。色々なポジションも試してみましたが新たな発見は、「う~ん。この選手やはりこのポジション厳しいな」というものだけでした(大苦笑)。

これまでの練習やましてや昨日の練習時と全く同じ失敗を繰り返していました。分かりやすく言うと自分の保持しているボールは絡まれてほとんど取られる、相手の保持するボールは全然取れない。味方のパスはほとんど通らない(ほんとに相手選手に良く当てる、蹴ってるだけ、パスコースの選択ミス&ずれる)。4試合行ったのに工夫の跡が一向に見られないことが大きな問題です。また、DFのポジショニングや相手スローイン時のポジショニングなどこれまで繰り返し説明・指導し、指摘してきたにもかかわらず今日も同じことを繰り返していました(まったくハァ~ぁですね)。さらにパスを受けてドリブルして絡まれて結局取られる&追いかけないというシーンも何度も見せられました。失敗は良いのです!同じ場面でまた同じプレーをし続ける(選択する)ことが問題なのです。残念ながら前回何故失敗したのか、じゃあ次はこうしよう、ああしようという意図が感じられませんでした。

今大会、U監督久々の大激怒がありました。上述のような試合内容、選手の意識の低さについて、閉会式終了後の解散時の講評(雨が降っているのでシンプルにと密かに依頼していたのですが(苦笑))の時、長め?の感想の後、「じゃあみんなはこれからどうすれば良いと思う?」と問いかけましたが、誰も何も言わず、さらに何度も問いかけましたが一向に答えもなく大激怒となりました。

U監督もコーチ陣も、決してスーパープレーを求めているわけではありません。ただみんな「サッカー」が好きで入団してきたと信じています。好きであるからこそ「サッカーがうまくなりたい」と努力してほしいと願っています。そのためには「考える」ことが不可欠です。サッカーはイメージのスポーツです。その瞬間、瞬間に色々なプレーの選択肢がありどのプレーを選ぶかなのですが、イメージがないと選択肢が増えません。みんな試合で一生懸命ボールを追っかけていますが、一生懸命だけではダメなのです!考えないと!

ただ単に楽しく「ボールを蹴る」のであれば、それは「放課後・昼休みサッカー」で十分です。また、これまで何度も子供たちに「自分がサッカーをできるのは、大会を運営する関係者、保護者、チームメイト、グランド、指導者等々多くの支援・協力により成り立っているので、常に感謝の気持ちを忘れないように」と言っているのですが、大会本部やグランドへの「お礼」も自分たちから主体的にということがまったくありません。いつもコーチ陣が促してからなのです。かなり寂しい気がしています。自分だけ車に乗り込む選手もいました(怒)。サッカーという団体競技を通して「人」としても成長していってほしいと思います。近年の傾向からなのか子供たちも「指示待ち人間」になっているような気がします。オフ・ザ・ピッチも含め「考える」ことを望みます!

以前、6年生のフットサル大会の書き込みにあまりの内容の悪さに「以上終わり!」と書いたところ、「酷評でも良いからもっと書いてください」ととある6年の保護者さんから懇願(爆笑)がありましたので今日は長めに書きましたよ(笑)

とは言え、5月には全日本予選があります。今のままでは非常に厳しいとコーチ陣は考えています。どうすれば良いかみんなで考えましょう【松】