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スポットライト

2016-10-22 16:50:59 | 日記
「スポットライト 世紀のスクープ」(原題:Spotlight 2015年アメリカ)



 脚本:ジョシュ・シンガー、トム・マッカーシー
 監督:トム・マッカーシー

 出演
 マーク・ラファロ
 

 レイチェル・マクアダムス
 

 映画は2003年にピューリッツァー賞を公益報道部門で受賞したボストン・グローブ紙の報道に基づき、同紙「スポットライト」チームによる、ボストンとその周辺地域で蔓延していたカトリック司祭による性的虐待事件に関する報道の顛末を描いている。
 日本では2016年4月15日に公開された。第88回アカデミー賞では作品賞、監督賞、助演男優賞 (ラファロ)、助演女優賞 (マクアダムス)、脚本賞、編集賞の6部門にノミネートされ、作品賞と脚本賞を受賞した。

 聖職者による性的虐待がこれほどまでに蔓延していたとは・・・。
 しかもそれが組織的に隠蔽され、新聞もその後の影響(読者の半数が信者)を考えて深く追求してこなかったという事実。
 こうした「悪夢」を繰り返してはいけないと、様々な困難を乗り越えながら取材を進める「スポットライト」チームの熱意に心を打たれる。これぞプロフェッショナル!
 「はじまりのうた」(2013年アメリカ)で落ち目のプロデューサー役を好演したマーク・ラファロが敏腕記者を演じている。(なぜかこの作品でも妻と別居中。アメリカ映画はこうした設定が多い)
 

 ネタバレになるので結末には触れないが、実際の話なので映画を観るまでもなく知る人も多いだろう。
 

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