悠翠徒然

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『年金暮らしのジジイ』

2018-11-06 08:10:54 | Weblog
そんな差別的発表現を使ってTwitter投稿していた青森市議の男が、謝罪の後『これからも職務を全うしたい』と言ったのだそうです。

友人とのやり取りの中でうっかりしていたと言い訳していたようです。
しかし、そんなな表現をTwitterで発信すれば、拡散されて不快に感じる人がいることは容易に想像できるはずなのに、なぜ市議という公職にある者がそんな事をしたのでしょうか?

人としても、大切な部分が欠落しているように思います。

市議の職務を全うできる資質に欠けているのは明白ですね。

そこは青森市の市民にお任せしたいと思います。


私が感じる問題は、
『年金暮らしのジジイ』であります。

『借りぐらしのアリエッテイ』と響きは似ていますが、、、、全然違う!

私の父は年金暮らしです。
10代から働いて、戦後日本の復興の為、今と比べれば相当に劣悪な労働環境の中、身を粉にして働いてきた多くの労働者の中の一人です。

本人に戦後日本の復興の為に頑張る!という意識があったかどうかはわかりませんが(多分ないです)、結果として私は彼らの築いてくれた社会の中で育ち、彼らより恵まれた生活を送ってこられたのです。

私がやりたい事をやり、言いたい事を自由に言い、それらに責任を持ちながら、多くの人たちと健全な喜怒哀楽のある豊かな生活を送ってこられたのは、父の世代をふくむ全ての先人達のおかげだと思っています。

しかし、日々感謝の気持ちを込めて何かをやっているわけではありません。
困っていそうな人を見かければ声をかけるようにしているぐらいです。

この市議は、そんな多くの市民が持ち合わせているだろう気持ちすら、持ち合わせてはいないのでしょうね。

全く、寒い野郎です。


市議の年齢は28才だといいます。
私の娘も28才です。

まさか同じような考え方をしていないだろうとは思いますが、確かめてみたい気持ちにさせられた事自体、不愉快な話しです。