想像で書くが、それほど的外れな内容ではないだろう。
なので堂々と書かせていただく。
岸田首相・西村経産大臣と全漁連会長が会談した。
会談後、全魚連会長が記者団に応じた顔つきにかなり
違和感を抱いた。
全漁連としては依然として反対という立場は
堅持させていただく。ただ科学的な安全性
には理解を深めてきている。
私どもの唯一の望みは平穏に漁業を続けて
行くということ。
私どもの立場のご理解を改めてお願い申し
上げる。
これを私は「全漁連としては依然として反対という立場は
堅持させていただく」が結論なのだと解釈する。
だけど、全漁連会長の顔つきは少しも厳しくなかった。
で、会談の数時間後には「２４日に処理水を放出する」と
ニュースになった。
だから、記者の前ではああ言ったけど、実は裏で約束が
既に取り交わされていたのだろう、と想像したのだ。
要するに、国民は茶番劇を見せられた、というわけ。
その茶番劇の一つに、岸田君の福島行きもあったわけ。
だから「処理水は１キロ先から放水します」の東電社員の
説明に「そうですか」と気のない返事をしたというわけ。
中国が北海道産の帆立などの海産物も検査すると言い
出したから、政府から出る補助金で福島産以外の輸出
海産物の補償もできる、と算段が出来、裏で「放出OK。
福島漁連には私から話をつけときます」としたのだろう。
だから、政府と東電はグルで、全漁連と政府もグル。
福島県民と福島漁連はそもそも蚊帳の外、ということ。
もちろん、国民も無視されている、ということ。
自民党が長年培った「グルの構造」で物事は進むのだ。
元首相の小泉純一郎君は、政治家を引退した途端に
「原発反対」と言い出した。
で、全国を講演して回り、たっぷりお金を稼いだ。
今回はどうして何も言わないのだろう。
「あっ、もうね、お腹一杯だから」と思っているのだろう。
とにかく、原発事業はカネになる。
賛成しても反対してもカネになる。
もう、莫迦らしくって・・・。
【補足】２０２３年の海産物がどれほど安全なのか、正直
私には全くわからない。
でも、私が子供の頃（５０～６０年昔）に獲れた海産物と
比べたら危険度は高くなっている、と想像する。
例えば海洋プラスチックや科学物質での汚染度が高く
なっているのは誰にでも判ることではなかろうか。
そこに世界の原発から出される処理水も年々加わって
いる訳で、科学者がどれだけ判っているか疑問である。
