小池百合子東京都知事が「公立・私立高校の授業料を
無償にする」と発表した。
「親の収入額は関係なしで、都内に住居がある家庭」が
対象になるようだ。
ならば、埼玉県・千葉県・神奈川県の隣県に住みながら
東京都内の私立高校に通う生徒、及び保護者は不満を
抱くことになろうが、都知事は無視するようである。
小池君は元々そういう性格だから、眼中にないのだろう。
なんか、「あなたがお住いの県知事にもやってもらったら
いいのよ」と、挑発しているようにも見えなくもない。
分断を伴う政策は回避すべきと私は考えるので、愚策と
言っていいのではなかろうか。
そんなことを考えていたら、私と同じ考えの有名人が吠え
ていた。なんと、あのホリエモン君である。
〇現在の高校は無意味である。それは、勉強が出来る人
にも言えるし、出来ない人にも言える。だから、無償化は
意味がない。
〇特に勉強が出来ない生徒は専門学校などで手に職を
つけさせるべき。低レベルな大学に行く為の高校進学は
無意味だし、借金する必要もなくなる。
彼の主張は、私が考えて来たことと、とても似ているのだ。
中卒で一度は社会に出て、本気で勉強したければ入学
すればいいだけのこと。最低賃金が高ければ学歴が中卒
でも生活には困らないのである。
誰も彼もが高校に入り、大学に行くことの方が、実は悲劇
なのだ。第一、大いなる時間のお金の無駄でしょうに。
そして、全私立校が自立経営をすれば公立校の教育は
無償に出来るのだ。
つい最近、前原誠司君が国民民主党を飛び出し、教育
無償化を掲げて新党を立ち上げた。
この絶妙なタイミングが何を意味するのか（笑）
私には茶番にしか見えないのである。
