東京五輪にまつわる様々な疑惑に銭の亡者がどれだけ
関係していたのだろうか。
現時点では民間企業の人間ばかり罪を問われているが、
組織委員の連中は悪事に手を染めていないのか、まだ
底が見えていない状況である。
組織委員会会長を務めた橋本聖子参議院議員が昨日、
「２０３０年札幌冬季五輪誘致は非常に厳しい」と発言。
（そりゃそうだろ）と思うと同時に、次のような考えが次々と
私の頭をよぎった。
・・・ もう開催したって旨味がないからだろ ・・・
・・・ そう決断した政治屋が居るんだろ ・・・
・・・ で、子分の橋本聖子に言わせたんだろ ・・・
実名を出さずとも聖子君の親分が誰なのかは、皆さんも
簡単に察しがつくでしょう（笑）
全て私の想像で書いたが、当たっていると思うよ。
そういう奴に限って訊いてもないのに「あたしゃ、一円も
貰ってないのに働いているんですよ」と言ったからだ。
サッカーで次のステップに行けたことは素晴らしい。
でも、何度も書くが、スポーツは政治そのものなのだ。
スポーツは政治に利用されるものなのだ。
だから単純に喜んでないで、後ろに誰が隠れているか、
それも考えなければいけないのである。
橋本聖子君を観ていると実にわかりやすいではないか。
「一人の政治家」というよりも、党内重鎮の「操り人形」に
しか見えないのだから。
今後日本国内で開催される大きなスポーツイベントでは
裏で分け前をやりとりできる悪の蜜は限りなく少なくなる。
だからスポーツ政治屋は気力が失せて当然である。
その撤退宣言が橋本聖子君の口を通じてなされたのだ。
スポーツ選手が政界進出する時って、ほぼ自民党でしょ。
政界入りしなくても、五輪委員会やスポーツ庁入りすると
不思議なほど何も意見を言わなくなるでしょ。
親玉の言うことを聞くのが仕事になっているのだ。
スポーツ選手は身体だけでなく脳も鍛えてほしかったと
痛切に思うのである。
