ホイッスルバード あいざわぶん

原付が行く!しまなみ海道

昨夜は午後十一時半に床に就き、零時頃には眠りに就いた筈。
ところが午前三時前にすっきりと目覚めてしまった。
仕方がないので起床して、午前四時から朝食。五時に再び床に
就き、八時半に起床。
この時間ならツーリングに行ける!
簡単に洗顔をしてボサボサ頭にヘルメットを被る。
ヘルメットは被らなきゃならないし、脱げば帽子を被るのだから、
目覚めのボサボサ頭で大丈夫、という訳だ。

松山から今治に行くには二通りのコースがある。
前回今治に行った時には海沿いを往復したが、今回は山越えコース
を選択。理由は少しだけ距離が短いからだ。

石から飛び降りて転んだ場所を通過し、ここからは未知のコース。
しばらく行くと道路左側の休息所にダンボール箱が見え、その前に
子犬が二匹ちょこんと座っている。棄てられたのだ。しかも、時間は
経っていないだろう。余りにも大人しく座っているから・・・。
朝から気分悪し!何もしてやれないし・・・。
驚いたことに、そこから三分も走らない所に、市の動物処分場がある
ではないか。
だから飼い主は、さっきの場所に棄てたのだ。汚い人だ!

長いトンネルを通過すると、そこからは今治市。
自宅から43キロで、今治市の中心部に到着し、ここで一服。
平均時速35キロで走ってきたから、所要時間は約90分。

本日の予定としては、高速道路(しまなみ海道)に入り、馬島(ましま)
は観ずに通過し、次の大島で橋を降りて、ゆっくりと大島を一周してから、
帰ってくるというもの。
大島は鯛と大島石で有名な島だが、もっと有名なものは村上水軍御三家
の来島水軍(くるしますいぐん)の基地があったところだ。
いま調べてみたら、村上水軍の主な活動は、航行船の破壊、略奪、信書の
開封破棄等を通じた同盟関係の分断だそうだ。簡単に言うと海賊だな。
同盟関係の分断?なんて、難しいことを書いているのは、主な仕事は
海賊だったと書けないからだろう(苦笑)

車が高速道路に乗り込む入り口と、徒歩者・自転車・原付バイクが
乗り込む入り口は違う。
しかし今治市内から道路の両側に水色のラインが引かれており、
これが私を誘導してくれる。だから何も考えずにバイクを走らせて
いいのだ。鮮やかな水色のラインが気分を爽やかにしてくれることも
付け加えておきたい。

やがて高い陸橋(高速道路)が見え、車はブンブン飛ばしている。
その陸橋に乗り込むための渦巻き状の道路にいよいよ乗り込む。
原付バイクなら楽だが、徒歩・自転車なら簡単に息切れしてしまい、
高速道路にたどり着く前にギブアップしそうである。
自転車ライダーは確実に、タフでなければならない。

高速道に乗って初めて解ったが、橋の中央は自動車専用、片側が徒歩と
自転車用で、もう一方が原付バイク用である。
徒歩・自転車用の通路と、原付バイク用の通路は、対面式だから、
向こうから原付バイクが走ってくると衝突を恐れて少々ビビる。

いよいよ海上に出る。すぐに馬島が見えて、向こうに大島が見える。
この海峡が来島海峡(くるしま)で潮流がとても速く、島と島との
間に落差があるように潮が流れている。鳴門海峡小型版という感じだ。

馬島の上に着くと、無人の料金所がある。
島に降りる人や、自転車や原付バイクは、ここで100円を入れて
エレベーターで降りることになる。しかし、馬島はとても小さな島
なので通過し、私は次の大島で降りるため、もう100円を投じて
通過する。
これで大島では料金を支払う必要がなくなるシステムになっている
のだが、説明書きを読んで理解するまで私は10分も要した。
もっと解りやすい説明文に何故ならないのか、とても不思議。

明日に続く。

写真1は、馬島の上から来島海峡を撮影したもの。
写真2は、私を果敢に追い抜いた爺ライダー。



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