ホイッスルバード あいざわぶん

終戦後77年の日に

明治元年から約77年後に太平洋戦争で敗れたのだ。

今年が終戦後77年だから、ペリーとか伊藤博文とか、

そんなに大昔の人ではないんだなぁと思えてくる。

 

二週間前ぐらいから、NHKでは太平洋戦争に関する

特別番組を放送している。

数年前に大掛かりな特番を組んだものを新たに分割し、

更に詳細なものにした、という内容である。

 

その中に、「学徒動員」を詳しく分析した放送があった。

何故、「徴兵を免じられていた高校生と大学生が戦場

に動員されるに至ったか」を理解した思いが強い。

 

小泉純一郎の父「純也」も政治家で、学徒動員を強く

迫った人として映像付きで解説された。

子の純一郎君も、孫の進次郎君も、放送を観ていたら

気分の良いものではないかもしれぬ。

いや、(進次郎君はその歴史を知っているのだろうか)

と心配になった。

 

番組は、戦争に批判的な立場から作られている。

でも世の中には、その正反対の考えの人たちも居る。

元軍人の子孫たちは、けしからん番組と思うだろう。

先祖を悪く言われているように思うだろうから。

 

番組の最後に、製作に関わった沢山の名前がロール

された。その筆頭に「加藤陽子」君の名前もあった。

加藤陽子君(61歳)は御存知の通り、日本学術会議に

他の5名と共に推薦されながら、首相の菅義偉君から

理由も告げられずに任命拒否された東京大学の教授

(近現代史)である。

恐らく、「特定秘密保護法」に反対したから、嫌われた

のだろう。

 

他の5名は男性だったが、任命拒否に反論をした。

でも、加藤陽子君だけは何も言わなかった。

内心(おかしなことに・・・)と思っても、反論しなかった

のである。

たまたま私は数年前、加藤著「それでも日本は戦争を

選んだ」を読んでいた。

だから、その何も反論しない姿勢を観て、信用するに

値する人、とまで感じたのだった。

 

  戦争が廊下の奥に立つてゐた  渡辺白泉 

 

白泉が日中戦争の最中(太平洋戦争開戦の二年前)

に詠んだのだが、それだけで途端に投獄された。

人に物を言わせない、とはそういうことである。

77年間、日本は戦争をしていないが、戦争は廊下の

奥に立っているである。

 

本当のことを言うと簡単に封殺する人が居る。

そういう人らが政権を握ると、国は簡単に滅びに向う。

安倍晋三君や菅義偉君は危険な人である。

安倍晋三君が裏で統一教会と何をしていたか、事件

が起きて白日の下に晒された。

彼らは見えないところで何をしているか、いい加減に

分かったでしょうに。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ノンジャンル」カテゴリーもっと見る