昨日、公明党・上田勇政調会長代理らが岸田首相に
面会し、「中小企業の持続的賃上げの推進を求める
提言書」を手渡したそうな。
岸田君は、「物価を上回る賃金の上昇は今が正念場。
来年以降、定着させていくことが大事」と言ったそうな。
その記事を読んで、阿呆らしくて卑屈な嗤いになる。
単なるパフォーマンスにしか見えないからだ。
だって、実効性がまるで見えないもの。
「大事」となら、誰だって言えるわ！
皆さん、ちょっと考えてみましょうよ。
どういう方法で中小零細企業の賃金を岸田君が上げら
れるんですか?
例えば、国が企業の税金をまけるとか、現金をばら撒く
とかでしょうよ。それ以外に何があると言うのか。
それって、ばら撒き愚策と呼んでいいんじゃないか。
何度も言うが、一番大切なのは最低賃金を上げること。
しかも、東京も沖縄も同一賃金でなければいけない。
何故なら、多くの外国人労働者が居ないと既に日本は
成り立たないのである。
彼らが手にする賃金は殆ど最低賃金なのだから、労働
する都市の賃金に片寄りがある今の状況では、賃金が
低い地方では益々人不足が発生してしまうことになる。
そもそも政治が上げられるのは最低賃金だけである。
それを無視すること事態が無理筋なのだ。
一気に１.５００円は無理だから５年後までに１.５００円を
達成させる。それこそが政治家の仕事なのだ。
時給１.５００円で一日８時間労働。一か月２２日働いて
２６４.０００円。ほら、少しは人間らしく生きられるだろ。
それを払えない経営者は労働者側に行けばよい。
それが健全社会ってもんなのだ。
話は変わって、東京都知事選のこと。
タレントの清水国明君（７３歳）が出馬表明した。
いったい何を考えているのか、さっぱりわからん。
わかるのは反小池派票が割れることで、勝てる見込み
ゼロの爺が小池君の味方をしていることである。
昨日の時点で、小池君５５％、蓮舫君４５％の確率で
小池君リードと私個人は思っていたが、これで小池君
６０％、蓮舫君４０％になってしまった。
「腐れ耄碌ジジィ」と大声で怒鳴りたい心境である。
