ホイッスルバード あいざわぶん

見習いたいほど素敵な子供たちの短歌

「短歌がブームになっている」と耳にしてイヤ~な気分に

なるのは当然のこと。

流行・ブームに良いことなんて、無いのが普通である。

でも、若い人の中から、真っ当な歌を詠む人が一人でも

増えてくれたら、歌詠みの末席に居る私でも喜ばしい。

だから早く流行が廃れ、真っ当な人だけ残ればいい。

 

現在わたしは地元新聞に毎週投稿しているが、本当は

「朝日新聞歌壇」に投稿したいのが本音である。

昔は「朝日歌壇に載ったら赤飯」と言われたほどなのだ。

歌詠みの数が少なくなったから、今は高級アイスクリーム

程度かも知れないが、それでも掲載された満足感は味わ

えるであろう。

てことは、毎週掲載されることは、ほぼ期待できないので、

可能性がある地元新聞に私は投稿を始めたのである。

 

朝日歌壇は毎週日曜に掲載されている。

私は新聞を取ってないが、朝日歌壇は31年間ずっと目を

通しているから、常に作品が掲載される人らの名を知って

いるが、20年前と違い、子供の活躍が目立つのが一つの

特徴になっている。

 

中でも、富山市「松田梨子・わこ」姉妹が最も有名だろう。

(二人とも現在は成人している)

そして、最近は奈良市「山添葵・聡介」姉弟も常連の域に

達している。

(四人の子はいずれも母からの影響で始めている)

 

その葵君・聡介君の顔を、初めて見ることが出来た。

NHK教育テレビに出演したからだ。(母・聖子君も出演)

 

 ふうせんが九つとんでいきましたひきざんはいつも

 ちょっとかなしい    やまぞえそうすけ

 

聡介君の上記作品は選者四人全てが採った一首。

「引き算はいつもちょっと悲しい」が見事な詩である。

 

テレビを見て驚いたのは、姉弟が投稿した作品の新聞

掲載率の高いことで、二人とも6割強もあるのだ。

ちょっと頭がくらくらするほど素晴らしく、流行・ブームで

歌を詠み始めた人は、その事実を早く知るべし。

尻尾を巻いて歌の世界から逃げるだろうから(笑)。

 

私の場合は、ヤル気の導火線に火がついた感じ。

地元新聞への投稿を二年で卒業すべきなのかも・・・。

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