ホイッスルバード あいざわぶん

いよいよJRは自滅の道を・・・

私が30歳になった頃だから、今から約35年前に国有鉄道
(国鉄)は民営化された。
(民営化しないと健全経営は不可能なのだろうか)と残念な
気持ちになったのを記憶している。
赤字路線はどんどん廃止され、乗れなくなるであろうと容易
に想像できたからだ。
それほど昔の国鉄は便利で、旅情たっぷりの旅ができた。

「JR北海道」の20・30代の社員がどんどん退職するという。
そりゃそうだろう!
自分の年収や労働の過酷さを、雪が降らないJRと比べて
しまうからね。
いくらJRが好きでも、働いているうちに莫迦らしくなるのさ。
ヤル気が失せている保安社員が果たしてどういう仕事をして
しまうのか、想像するとちょっと怖いものがある。

似たようなものに郵政民営化があり、私はこれも反対だった。
貧しいパート労働者を増やすのが、郵政民営化だからだ。

札幌や秋田や富山で配達するパート労働者と、松山で配達
するパート労働者の時給が同じなら、それは不公平である。
でも、やらないと生活できない人たちは、それでも頑張る。
まるで、それを見越した民営化だから、自分の仕事ではない
私でも腹が立つのである。

かつて「青春18きっぷ」は庶民の旅の友だった。
でも、今では、四国一周も九州一周もできない不愉快な切符
になってしまった。
鉄路は途切れ途切れになったし、そもそも特急前提のダイヤ
になっているからである。
しかも、JR四国の各駅停止の列車にはトイレすら無いのだ。

だから私は、毎日のようにパソコンの中で旅をしている。
ちょっと我慢の限界に来ているのだが・・・。
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