本日は2月22日。ニャンニャンニャンで猫の日である。
那覇市で30日間、毎日シーサーを見て暮らしたので、
玄関に置くため買おうかと思案もしたのだが、そもそも
「魔除けの獅子」なのだから私には必要ではない。
余計な物を増やすことにも繋がるから、500円以下の
小さなシーサーでも買わないと結論したのだった。
(シーサーは犬との見解もあるが、獅子だと私は思う。
つまり猫科の神獣であろう)
あれだけ何処にでもシーサーが置かれるということは、
それだけ沖縄は不幸が多かった、という名残であろう。
すぐ頭に浮かぶのはマラリアという魔物である。
1961年まで八重山諸島の人たちは感染症マラリアに
苦しめられたというツラい歴史がある。
では、現在の沖縄県民がシーサーに期待する魔除け
とは何が対象か、をついつい考えてしまう私であった。
「中国」と言う人も「アメリカ」と言う人もあるだろう。
「日本本土」と言う人も居るに違いない。
「北朝鮮」と思っている人は確実に居るようだ。
何故なら、ミサイルから避難する練習をしてたもの。
幼子が怖くて泣いているのを実際ニュースで観たもの。
それって沖縄自民党が仕掛けた小芝居でしょうけど。
置き物としてのシーサーには可愛い物が多い。
だから私の様な不信心者も、つい欲しくなったのだ。
本当は魔除けのシーサーが必要ない日の来るのが
望ましいのである。
【写真】
呑み屋さんの玄関に鎮座していたシーサー。
きっと店主のオリジナルシーサーに違いない。