シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

シャンソン歌手

2007年11月18日 22時00分42秒 | Weblog
博品館劇場RECITAL③
特別ゲストの芦野宏先生

今回はプログラムをありきたりでなく
画家である 芦野先生の絵をナンバーリングして
400枚限定作成しました。
一部はゲストの皆様にご協力いただき華やかな
演奏会になりました。

シャンソン歌手

2007年11月18日 18時35分12秒 | Weblog
博品館劇場RECITAL②
歌手というもの

東京藝術大学声楽科 大学一年性の時 ピアノの発表会のゲストで
歌ってギャラを頂いたのが 初めてのプロの仕事です。
一浪しての入学ですから20歳でした。
声楽の勉強は中学生13歳からでしたから7年目にして お金を
いただけたのですけれど クラシック歌手というものは
日本で生きていくには あまりに お客様の少ない世界で
いつも 山ほどのチケットノルマと新しい曲の暗譜に苦しみ
続けていました。外国で始めて 多額のギャラでノルマなしの
仕事を頂いて プロの自覚が目覚めたものでした。
それから 長い歌の道のりは永遠に続き 悩み 迷い つまづき
開眼し 又 迷い 求め 自信喪失し 立ち直り・・・・
繰り返して ずっと歌手でい続けているのですけれど
今現在 シャンソン歌手として 感じるのは
多くの人に支えられて 自分が歌手でいられるという
事です。
歌手というのは 一見派手で華やかな職業で スポットを浴びている
エンターテイナーですけれど その瞬間芸は 消えてなくなる
つかの間の事なのに とてつもなく 沢山の人々の力が必要で
積み重ねた勉強が 自然に聴こえて 見えて流れていくような
舞台というのは 一日にしては 出来ず
また それを継続するためには 365日 体力と気力を
自分の体に養い続けなければなければなりません。
多くの方に支えられる責任と義務を感じ 時とすると 歌う喜びより
歌の練習が忍耐だったり 健康維持や節制が苦しみだったり・・・・
強気で 能天気な私も
人知れず 弱気になったり・・・・
とはいえ 練習 本番 結果 そして又 練習 本番 結果・・・永遠に
それを 繰り返し 音楽の神様は 時々 微笑んでくださいます。
昔から「歌がすきなのね」と どの先生にも言われ続けた私です。
どんなに先生から厳しくされても 泣いた事が無い私は 今
自分の生徒さんが上手く歌った時 嬉しくて泣いています。
また 私を支えてくれるスタッフに感謝の涙。
毎年 聞きにいらしてくださるお客様に 再会の涙。
そして きちんとした指導をしてくださる芦野先生の言葉にありがたい涙。



 

シャンソン

2007年11月18日 17時55分32秒 | Weblog
博品館劇場のRECITAL① 

リサイタル朗誦

一年間 自分の店や 色々な劇場で歌い続けて
その一年の集大成として 自分のリサイタルを
毎年11月に開催します。今年は11月14日銀座博品館劇場。
企画 構成 演出など 自分自身で 一年間 悩みます。
本年はパリで三回勉強してきたのでアイディアも かなり沸いて
エンターテイメント性を重視し 特別ゲストに芦野宏先生
歌手ゲストは あみさん 浜砂伴海さん バイオリンに
会田桃子さんを迎えてバラエティに富んだ
内容を考えました。
未熟ながらも 数多くの方に支えられて 無事に満席御礼でした。
現在の私のライフワークは 
シャンソンをフランス語で歌えるお弟子さんや歌手を育てること
自分でシャンソンを作詞作曲して発表すること
自分の店に出演する素晴らしいアーティストをより多くの人に
紹介すること
自分がパリで感動したエンターテイメント性を伝えること
美しいフランス語でシャンソンを歌うこと
色々な思い入れを 盛り込み そして
お客様に満足していただけるリサイタルを目指しました。
前の晩遅くまで 舞台監督さんと 相談を重ね
銀座のホテルに泊り込み 朝八時スタート。
生徒さんのゲネプロが午前10時開始。
生徒有志23人フランス語で二曲づつ46曲のシャンソン
の伴奏は 小泉たかしさんで
私のリサイタルの前  午後3時半から三時間発表します。皆さんプロのように
素晴らしい歌唱でした。
教えてきた音楽性 ディクション アーティキュラション
舞台マナーなど 頭が下がる程 立派でした。
私は ブラボーを叫び続けてしまいました。
「ありがとう。素敵な魂の音楽を奏でてくれて・・・」







シヤンソン歌手

2007年11月11日 19時36分14秒 | Weblog
練習

「才能がある」という言葉は 私にとっては縁の無い言葉で
私は練習が好きです。それ程 器用でも 勉強家でも無いので
秀才とも違いますけれど 昔は本番が好きではなくて 練習しているのが
嬉しくて仕方ありませんでした。本番嫌いなのは 自分に自信が無く
常に 理想と 上を見すぎていたからです。
最近は ずうずうしくなって 本番も楽しめるようになりました。
音楽 詩 演技 一体となったシャンソンを目指すと
嘘の無い表現を求めて 四苦八苦します。 
素敵な美しい音楽表現の理想に近づけたくて・・・
練習は すればする程 自分の未熟さに 悩みが始まります。
今週  水曜日のリサイタルの練習に明け暮れて
自信喪失し あるいは 新しい解釈の発見の感動に 一喜一憂しています。
リサイタルの二部で伴奏を弾いていただくピアニストの 城所潔さんとの
伴奏合わせでは
何か 又 新しいイメージが湧き上がりました。
城所さんは 音楽の職人という感じです。常に 何かを求めています。
私も歌手・芸人の職人だと 自分で感じます。
練習は楽しいのに 期限切れの 本番がそこにあるのが いつも
悔しいのですけれど 
いいのかな・・・・あまり気負わないで 音楽の神様にお任せしましょう。 




シャンソン歌手

2007年11月09日 00時39分02秒 | Weblog
異常気象

今年は温暖化を著しく感じる年です。
今日は「立冬」だそうですが 朝ピンクのハイビスカスが
咲きました。
気温は 朝17度です。昼は20度以上になっているのかもしれません。
私は低血圧で寒がりなので 暖かい冬は歓迎ですが
そうもいえない 温暖化現象。
春 早く咲いた桜を題材にした「さくら」という自作の曲
突然に都心で降る土砂降りの雨を見ていて
思いついた旋律「激しい雨」
を先日 完成して 今度のリサイタルで歌います。
どちらも 異常気象のなせる自然が私にインスピレーション
を与えて 書かせたシャンソン。
今日は 伴奏の今野勝春さんと リサイタルの
合わせをしましたけれど
彼の音楽的センスは 私の感性と表現意欲を掻き立てます。



シャンソン

2007年11月08日 23時25分05秒 | Weblog
中央FM出演

生放送のラジオの一時間番組に出演しました。
佐々木秀実さんの番組で 昼の12時から1時まで
トークと 自分のシャンソンを紹介する番組でした。
いったい何の曲が良いかしら?と迷い 自分のCD
を聞いてみると 何だか あまり良くなくて・・・・
というのも 1999年に録音して以来 それ以後
CDを作成していないので 今の私とイメージが違いすぎて
納得いかないのです。
仕方なく 最近の色々なライブの録音の中から あれこれ 選んで
自作の曲パリに一人 パリの屋根の下 ムーランルージュの歌
そして今 にしました。
トークは 佐々木秀実さんと 大笑いしながら 楽しく
一時間があっという間でした。
それにしても 来年こそCDを製作しないと・・・・
時ばかりが過ぎ・・・・・
でも 生演奏に勝るCDって なかなか聞いたことが無いので
ちょっと 怖いです。

シャンソニエ

2007年11月07日 03時42分49秒 | Weblog
リサイタル

11月14日のリサイタルが近づき 今日は ピアノ伴奏合わせを
しました。
今回は 盛りだくさんで ゲストが三名 ピアニストが二名
バイオリニストが一名での構成でエンターテイメント性を考えています。
既にティケットは380席完売です。
毎年 自分のリサイタルの前に 生徒さん達がフランス語で歌うコンサート
をしていますが 今年は46曲 三時間かかりそうです。
今年は 銀座博品館劇場での開催で 舞台照明などの あらゆる仕事の
打ち合わせも多く 伴奏合わせ そして ライブ出演。 夜帰宅すると
自分の勉強で 深夜明け方近くまで あっという間に過ぎ
寝不足状態が続いています。
有難い事に
演奏会は続きます。11月16日は淡島ホテルディナーショー
11月17日は日本シャンソン館のボージョレ
解禁コンサート。11月23日は生徒さんのリサイタルの演出とゲスト
出演。
12月1日2日は 富山県でディナーショー12月12日は
日本シャンソン協会のコンサート12月23日の日本シャンソン館
クリスマスコンサート・・・・・
気が張っているので 疲れないし 眠くないし
モティベーションは高まります。私は 困難があればあるほど
元気になるタイプらしいです。動物的なのかしら・・・・