シャンソン歌手

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シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY  大島真寿美の 直木賞 小説  渦 妹背山女庭訓 魂結び を読む

2019年08月10日 01時49分44秒 | Weblog
操浄瑠璃の話でした。今は文楽というのですね。

いやはや 読み応えのある小説でした。
ちょこちょこ読んでいたのですが
昨日と本日で 読み終わりました。

全部大阪弁で書かれていて
漢字満載
古いにしえの浄瑠璃や 歌舞伎の戯曲を書く作家の
一生を描いた 芸事 芸術の神髄骨董の小説でした。

素晴らしかったです。
内容に引きこまれていくのに
文字が小さくて 細かい内容で 一字一句見逃せないので
斜め読みも出来ず 一瞬脳が
ぼーっとして ページを捲ってしまつたら
また 戻り読み返し
それを繰り返しました。

美味しいソースを お皿まで舐めるみたいに
べろべろ 読みつくしたので
時間ばかりが掛かりました。
でも
こういう小説は好きです。

芸事の奥深い処 痒いところに手が届く感じが
私のような ちっぽけな者でも
芸の世界に 一生涯生きてきた身には
染み入ります。

全くもって 良く理解できる世界観でありますが
日本の伝統文化芸術の世界の話でも
西洋文化の話でも
人間の魂の注ぎ方や 夢か現かのエンターテイメント観は
同じなのかもしれない・・・

芥川賞と直木賞が発表されて直ぐに
本屋さんで手に入れて
翌日 一気読みした むらさきのスカートの女という
小説は 文体が読みやすくて
ひらがなが多くて 感じが少なく
込み入った 難しい表現も無く
短い小説なので

ぐいぐいと 引き込まれて あっという間に読み終わり
そののちに
へぇーーーー 何だったんだろう・・・・・と摩訶不思議な世界へ
放りだされた感で 少々戸惑ったけれど
あー ミステリアスな世界観に酔いました。
夏休み
舞台が無いから 頭の中は忙しくないので
最新モノを 読んだぞー
みたいなフレッシュ感に浸りました。

私的には
美しく描かれた絵の装丁の 分厚い新書は大好き。
装丁の絵で 何かを感じますし
字体のフォントや配列からも 主張を読み取れます。 
時代も 感じる。

我が妹は 装丁の美を楽しむというより
本好きなので 本を端から読みたい性分で
質より量
つまり 図書館で借りたり 古本屋で買ったり
していて
文庫本になるまで 新書は買わないそうです。
私とは 本に対する姿勢が違います。

私は 楽譜や本は 借り物は無理
とにかく ヨーロッパの本のように美しく
想定してあるものに魅せられます。

欧州では昔は本の装丁は 革張りだったのですよ。

楽譜を買いに ベルギーからミラノに行ったこともありました。
パリでも 詩と絵のかいてある本を
沢山かって 眺めまわしていました。

今 我が家にパリの長南さんから頂いた
メリメの小説 カルメンフランス語版 装丁が革張りの
本があります。
ほとんど読んでなくて 老後の楽しみにしようかと・・・

日本語の方が なんだかんだと言っても早く読めるので
フランス語の小説は なかなか 手つかず・・・

それにしても 成城から引っ越してくる時
捨てた本と楽譜は とんでもない量でした。

そして また 買い続けて 学び続けて また 捨て続ける事でしょう。
そうしないと 私の頭は呆けそう 生気も滞るし
活性化しなくては・・・
入れては排出 
記憶して舞台に出して忘れる・・みたいに
買って使ったら またいつか捨てる
ため込むのと滞るから

何かを 購入するたびに また捨てる日が来るのね・・と
思いながら 洋服も 本も 楽譜も
増えていきます。
あんなに断捨離しても・・

さりとて どうせ何時かは天国行くのだから・・と
何も手に入れなくなったら 何もしなくなったら
それはそれで 人生も 人間性も殺風景よね。



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