シャンソン歌手

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シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 去年マリエンバードで という映画を 恵比寿ガーデンシネマで鑑賞

2019年11月15日 00時21分50秒 | Weblog



今週の木曜日は 港区のフランス語クラスは無いので 
我が家でのお稽古を早めに終了して
夜七時から開演の「去年マリエンバードで」 というフランス語白黒映画を
鑑賞しました。
1961年 アラン レネ監督 シャネルが衣装担当
ジャンコクトーが 絶賛したとか
バルバラのシャンソン MARIENBADは この映画とゲーテに触発されて
出来たのでは・・・という記事を読みましたけれど


私もバルバラのシャンソン マリエンバード2015年の秋 一度フランス語で 歌唱発表して
大変にお気に入りですけれど 再度歌うためにも この古いフランス映画を
是非 映画を鑑賞したかった・・・

恵比寿駅までは
我が家から25分で到着します。
まだ11月半ばなのに Christmasの
イリュミネーションで まばゆい 恵比寿ガーデンプレイス
でした。

夜六時前に到着して
三越デパートの中で ファッションを散歩見物して 
デパ地下で カウンターで おやつ替わりに天丼を頂いて
無添加のソフトクリームの店に入ったり
映画前 デパートおさんぽ遊び・・

買い物意欲 物欲が めっきり減退してしまい
何見ても 欲しくならない・・・・老化すると 
何もほしくなくなるらしい
けれど だからと言って 無理無理 衣類を購入するのも
楽しくないからね。

本日は 寒くなく 明るい月夜
ガーデンプレイスは 休日でないので
木曜日 夜 どこもかしこも ガラガラ空いています。

映画 去年マリエンバードで に関しては
久々に 芸術的な作品を鑑賞したという 
胸に焼き付く揺れうごめく情動を得ました。

難解な映画と言われていますが
1961年にヴェネツィア国際映画祭 金獅子賞を受賞した
作品の復刻版
白黒ムービー

半世紀前の映画ですが 未だに芸術作品です。
ただし
状況とあらすじと内容を理解する為には想像力が必要です。 
壮大な浪漫 結末のミステリー
ハッキリくっきり好きタイプの方には 「なんなのーー?」と
まどろっこしく 思うかもしれませんが
実に フランス的フランス映画であり
良き時代のイタリアの匂いもあります。

いやぁー それにしても 長い長い
フランス語の美しい
詩の朗読のような 文章の繰り返しのイントロ部分が
居眠りしたくなるほど 長い

しかし それが 必要だったと ラストに分かるのですが・・

男女の魂の対話のような
幽霊なのかも
シックスセンス という映画のような
私には
もう 現実には生きていないであろう
二人の 魂の世界観に感じ

不倫内容なのに 美的で 押し殺された圧迫された激情が 

昨年の約束にたどり着く・・・・昨年は たった一年前なのか それ以上なのか
「去年 マリエンバードで 君を迎えに来ると 約束したから」と
男性
「え 何も覚えてないわ 」
女性


私にとっては とても感じる映画でした。見て良かったー
娯楽映画ではないし 
理解せずに 感じて 創造の世界に跳べる映画ですね。
こういう 感性大好きです。

芸術的フランス映画を見て 自宅に帰り

松坂牛で
シャリアピン ステーキ作成して
夕食を済ませました。
おいしーい。自画自賛。

感動の映画 自炊の幸福 外食の好奇心
人生は 常に 感謝 感激 感動
と共に 生きていれば ニコニコ笑顔 一人ではっはっは

かつての生徒さんの 安孫子さんが下さった 紅茶が あまりに美味しくて
お電話で 感動を お伝えしちゃいました。
今 デザートの後
又じっくり味わっています。

銀座シックスの裏にある 紅茶専門店の マーガレットホープ農園の
ダージリン2019年6月収穫の葉です。

わぁー こんなおいしい紅茶 初めてです。感謝

秋から冬は 五感が冴えわたり 美味や芸術作品に触れて
しみじみ味わいたいと思います。