シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY シャンソンの絆 人間愛の絆

シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY シャンソンの絆　音楽愛の絆



5月21日　日曜日　大安吉日
五月晴れの暑い朝でした。
汗を流しながら　家中に掃除機をかけて
掃除をして
久しぶりに　稽古部屋のグランドピアノを
弾き語りしながら本番の曲目を歌い練習致しました。

末永さん復帰コンサートの
体調を鑑みて
ゲネプロなしで　いきなり本番でした。

末永正博さんが　9ヶ月ぶりに　大病後
芝パークホテルで　伴奏を弾くーーーなんという奇跡。

重病の後とは思えない程に
すっかり　元通り
最高の音色で　それぞれのシャンソンの雰囲気を
盛り上げる　音選びで伴奏して下さいました。

シャンソンの伴奏は
アドリブと同じです。
ジャズと一緒で
コード名しか書いてない　楽譜で
伴奏者は　クリエイティブで　即興で作曲して
弾くわけです。

運動神経　反射神経　洞察力　集中力
そして　数多な経験が　力量になりますけれど
センス　が良くないと
ずどどどーんと　音楽が重くなったり
ぺらぺらぺら　と　薄っぺらで　つまらない音楽に
なることもあります。

歌手が　アカペラ　伴奏なしで歌うつもり位の覚悟なら
どんな伴奏者だって　構わないけれど

歌手とて　心も耳もあるから
伴奏が　良ければよいほど
気持ちも　盛り上がり　伴奏に支えられます。

末永さんの奇跡の復帰　水も一滴も飲めない胃瘻で
三時間近く　弾き続けて下さいました。

感謝感謝　大感謝。
感動を頂けました。

私は　心の底から　有難いと思いながら
純粋な気持ちで　歌えました。
音楽と　シャンソンに感謝しながら
聞きにいらして下さった皆さんと　共に　
感動と感謝の空間を共有できました。

持ち歌の　私の作詞「ぐっすり眠れて　美味しく食べれて
毎日歌う事　それが　夢」と　歌いながら

あー　とんでもない事　私は　歌っている。
食べられなくても　歌えなくても
話せなくても

末永さんは　生きて音楽を奏でている。

私自身の　つまらない夢が恥ずかしい。
もっと　人生は　深いんだぁー

シャンソンの絆で　末永さんから頂けた哲学

あるいは　音楽の神の御手のままに生きる姿に
私の哲学も　大変化致しました。

生きるーーーーとにかく　生きる。とにかく　歌う。
私は　とにかく　歌える限り　踊れる限り　御手のままーー
自分の意志なんて　どうでもよくなっちゃいましたよ。

心と魂の絆で　皆さんも私もパワーアップできたような
感じです。ありがとう末永さんの復帰。
ブラボー　末永さん。