シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

シャンソン歌手リリ・レイLili Ley 小雨降る下北沢 又々 スタジオへ向かう

2021年07月02日 21時28分06秒 | Weblog
明日は
夜 うどん粉さんが
パリ祭 バンド演奏の フルート部分と
再調整した テンポや 音楽的指示の手直し
した譜面を
我が家に届けにいらしてくださいます。

最終バンド リハーサル7月4日に
間に合わせて下さいました。

飲食店で お酒が飲めるように
なったので
玄鮨か吉田屋かダイタリアか
に お招きして
私も
リラックスしてしまおう。

明日は
練習しないで
無になろう。我が身を解放!
ケセラセラ!

昨日2時間
本日も
又々
下北沢駅の
アコスティック スタジオを
お借りして
一応
何とか納得出来る
振付 ステージング
と 音楽を 完成しました。

7月4日明後日
通しリハーサルは
本番同様に行われます。
演出家や振付け師 照明 音響
主催者プロデューサーが
ずらずらーっと
前に
並んでいて
舞台ではない
大きな
つづきスタジオで
照明無し 明るい中で
チェックして
駄目出しを
して下さいます。

まるで
音楽大学の受験みたいです。

皆さん ソロ歌手は
それぞれの芸風 があり
衣装にも 個性があり

ある意味
日本のシャンソン界の
プロ歌手品評会みたいに
感じてしまいます。

シャンソンを愛する有名な芸能人が
ゲストに呼ばれていて
演歌風 ロック風 ポップス風に
歌い 盛り上げます。

コブシがきいていたり
絶唱だったり
大揺れ伸ばしのビブラート
だったり
フランス的シャンソン歌唱とは
雰囲気が違うけれども
プロ貫禄で
見せる 聞かせる
ので凄いわ~。と感じています。

パリ祭に
出演する度に
芸能人の ノンメイク素顔を
拝見出来て
好奇心が満たされ
化粧後 衣装着用後
さらに わぁーこんなに変身出来て
流石にプロ 芸能人だわ~

納得してしまうのです。

華やかな大舞台では
スポットライトの照明さんや
音響さん
舞台監督や裏方さん
何十人ものスタッフに
支えられています。
NHKホールでのパリ祭は
100人近いスタッフがいらっしゃいました。

本番当日
我々出演者は 午前九時に楽屋入り
したら 終了まで12時間以上
一歩も外に出てはいけない
状態で過ごします。

4日のリハーサルで は
何時も
何だかの
駄目出しがでるので
また 本番まで 悩みと解決策模索の
道が始まります。

今宵と明日は 自虐から解放!
ケセラセラ!

なーんて 考えながら
小雨の下北沢を
夜8時頃
歩いていたら
珈琲店 花泥棒のオーナーと
遭遇しました。

わぁー
お元気ですか!
また 伺いますね!
下北沢に引っ越して2年半なのに
お店屋さんの
知り合いが 沢山 出来ました。





















シャンソン歌手リリ・レイLili Ley 梅雨冷えの7月 2年ぶりの 生き甲斐の日々

2021年07月02日 14時26分31秒 | Weblog
住まいが 防音マンションなのですが
昼間は 雨の様は見えますが
夜は
無音の中で熟睡しているので
起きてから
カーテンを開け
ベランダにでて見ると
あら~
結構 激しく
降ったみたい。

ベランダの椅子も
花達も サンダルも
ずぶ濡れだわ。

しかも気温が21℃
かなり
梅雨冷えです。
7月2日 金曜日。オフデー。

今年も半年間過ぎたのだわ。
私の音楽人生も長くなりましたけれど
昨年ほど
大舞台本番がなく
精神的に
リラックスして
音楽稽古して暮らせた年は
無かったです。

とても豊かな 心と魂の音楽の一年でした
けれども
シャンソン歌手プロとしての
刺激や 焦り 緊迫感 重責意識は
薄くなりました。

今年は
かつての私に戻れました。

生まれつきは おとなしくて
恥ずかしがりや
自信無い 小心者に生まれ育った
のんびりタイプで
しかも
おっちょこちょい ですから
社会に適応できるわけもないのに


芸大の師匠や オペラ二期会の師達から
あなたは 将来
必ず 舞台歌手になるわよ

言われてもピンときませんでした。

でも 声楽家として
37歳までは 舞台の人でした。

父の会社を継いだとき
もう
音楽の苦しい道
自信喪失感から
解放される~ 逃げられる~

声楽家を辞めたのに

あれ~
いつのまにか
プロシャンソン歌手になってる。
大舞台に またまた
立っている私に
驚きです。

昨年は 大舞台がなくて
逃げられていた
自分への 下手さの罵倒。
責め苦。


ホンモノを目指し続けると
自分が 益々未熟者だと
分かります。

けれども
未熟者だから
大したこと無いから
稽古し
身体を鍛え
魂や 心や 優しさ 気遣いを学び
整理整頓し掃除するしかない。

願いながら
毎日
鏡の中の自分の姿形
音響機器の中の声 発音 音楽性 好感度

私が 聞きたい見たい歌手の
理想像を
自分に 強いる。
そんな人生が 芸大大学院を
卒業してから
続いています。

理想像に到達しないうちに
天国行き 期限切れだと感じますが
生まれ変わっても
何故か
同じ路を歩み
また 歌手になりたいです。

舞台への稽古の日々
作品を美化していく葛藤
苦しみに
激しい生き甲斐を
感じます。
有り難う!音楽 有り難う舞台!