シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY  コンサートの前 コンサートの後 

2019年11月11日 19時18分18秒 | Weblog
コンサートの前は 脳の中が 大忙しで 常にフランス語の発音の事や 表現のこと
でパンパンです。日常が 心ここにあらずです。

幾度も舞台にのせたシャンソンも
初めて舞台に乗せる新曲シャンソンも
どちらも 私にとっては 同じように手ごわいです。

歌詞は 覚えるのも大変ですけれど
慣れて 滑舌が悪くなったりもするのも危ないです。
どちらにしても
コンサート前に 恐怖感で必死に学んで苦しんで
その直後
本番舞台が もっとも 自分の中では マイベスト

そして その後から 毎日毎日劣化が続きます。

算数の九九の暗記や 歴史の年表暗記 受験勉強とは まったく違い
音の美 心の機微 詩を演技して 聞き手に分かり易く説明するかの如く
朗誦する
そして 姿かたち
何もかもが 舞台の上でコナれて見える為に
本番も重ねつづけてこそ 少しのユトリが
出てくる・・・というものの

私が いまだ 舞台直前に 心拍数が150とかになったり
腹式呼吸で生きている毎日なのに 舞台前は 胸式呼吸になって
はーはーしたり
ハイヒール片足立ちなんて 普段は 簡単なのに
舞台前は ぐらぐらして 身体の平衡感覚が消えてしまいます。

人間は
緊張とか 怖い ・・・と 思うと これほどまで
日常と違う自分になるものだわねーと思います。

舞台に出てからは
本番では いつも練習したとおりに歌うのですが
必ず 特別なホルモンが噴出する作用で
何故か 本番が一番
上手にできるので 人間の脳力とは不思議なモノだとおもいます。

お弟子さん達も いつも 本番が特別に上手です。
そして
コンサートが終わると
私も 皆さんも
脳や身体が 緊張感から解放されて弛緩しています。
焦り感が無くて
穏やかになれます。

舞台前は 自信喪失の塊で 舞台に臨むのですが
自信喪失感は 達成感と共に 「まあ こんなものよ 私の実力は
これ以上でもなく これ以下でもないわ」と
自分への諦め感も湧き上がります。

よく 私は あがり症でーーーという方々がいらっしゃいますけれど
みな平等に 神は 羞恥心 恐怖心 を下さり
その マイナス要因は 逆に 慢心しない 謙虚さに繋がると思います。

リリ・レイさんは
小学生のとき 人一倍恥ずかしがり屋で 臆病で 内向的で 静かで
目立つのが大嫌いだったのに
よく ここまで 恥ずかしくなく舞台で歌えるようになったじゃない・・
自分で 多少は 自分を励まします。

妹も私も
とても 内向的で恥ずかしがり屋でしたけれど
今では
二人とも 先生業で 堂々として見えますが
二人で異口同音に
「私達 弱虫なのに よく ここまで
社会に参画して 生きてきたわよねぇ」と
人前で 教える仕事のお陰様で 声も大きくなり
自信があるように見え
大勢と居ること 人前でのスピーチににも慣れました。
二人で  消極的な我々の変身ぶりを 自画自賛
しています。

まさ そんなこんなでも
あと もう少しすれば 終点天国。

加齢しても ずうずうしくはなれない
何につけても
私も妹も 生まれた時のDNA恐怖心と臆病さ引きずりつづけ
ずっと抱えて 生きているのだから
本日までの無事に 感謝です

今年は 神への感謝も百倍返し したいくらいです。
コンサートの前に 突発性難聴になり それが
一週間で完治して
人生観が変わりました。
聞くところによると 治る確率30パーセントだとか・・・

神に感謝しました。
優しい人たちに囲まれて 穏やかに 生きよう
楽しい笑いをクリエイトし ふざけよう

笑う門に福来る







シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY  秋から冬 寒暖の差 シャンソンの季節 人生を想う季節

2019年11月11日 17時34分05秒 | Weblog


パリの シャンソン博士とお呼びしている 長南博文氏と
お友達の 世界的な学者で芸術信奉者だったジャンマルク氏に
長年 お世話になって 色々なパリのアーティストを
ご紹介いただき知り合いになれ 
私のフランスでのシャンソン活動も
支えていただいておりました。

今も 長南さんのシャンソンの生き字引的な知識には
驚いてしまいます。シャンソンだけではなく
ありとあらゆるジャンルの音楽に詳しくて
もっと 色々教えていただきたいのですが
なかなか お会いできないのが
パリと日本の距離

ジャンマルクさんが 九月半ばに 突然に亡くなられて
しまい 今秋は長南さんが お一人で日本に一時帰国されました。
土曜日夜
亡きジャンマルク氏を偲びながら 鈴村パパとピーちゃんと
四人で 新代田のダイタリアで 会食いたしました。

ダイタリアは 最近 予約がなかなか取れない程人気店になり
カウンター席しかなかったですが
とても美味しかったです。
パリの星付き レストランより美味しいですよーーと
褒めていただき
あー 美味しいものを仲間とワイワイ頂けば 悲しみも癒される

長南さんはジャンマルクさんを五年の介護なさった後でしたから
さぞや やつれていらっしゃるのでは・・・と
思っていたのですが
凛として パリ風の紳士にお見受けいたしました。

45年間の友として パリでご一緒に暮らしていたので
あー さぞかし 寂しいだろうなぁー


でも せめて
せっかくの日本滞在の間 雰囲気を暗くしないように 
私も ピーちゃんパパも 明るい話題を提供したつもりです。
そして
長南さんの精神力にも脱帽です。

人生は 時どき どん底に感じる時があるものです。
死別 離別

誰にも悟られないように 凛として いつものように
平常心で
何もなかったかのように
我々に接してくださいました。
知性なのだとおもいます

一人で居ると 悲しくて辛くて気持ちが暗い時でも
人と集い 美味しい食事をしていれば
生きるエネルギーが湧いてくるから
私は 大勢で集う事が 大好きです。

一人より二人
二人より三人
三人より20人

これって 千拍子のワルツ の詩の内容みたいだわ・・・・

人生は 山あり谷あり まさかの坂あり
けっして 安泰なことなどなく

なので せめて 一瞬一瞬を大切に 
明るく楽しく 幸せをクリエイトして・・・・

長南さんから紹介いただいた ピアノ伴奏者レミーさんも
他界したと お知らせいただきました。
私の芸名 リリ・レイの名付け親です。
コラボケールの伴奏者でもあり

パリでも日本でも ロシア セントぺテルスブルグでのリサイタルでも
伴奏を弾いていただきました。晩年 脳梗塞だったと
長南さんから伺いました。
ご冥福をお祈りいたします。

土曜日の夜は 久しぶりに 日本酒と赤ワインも頂き
美味しいイタリアンで お腹もパンパンで
しかも
秋の静かな夜
他界してしまった方々との 思い出を噛み締めて
感傷的になっていたら
久しぶりに 眠れず 眠剤を飲んで熟睡。

哀しい時は 眠剤
辛い気持ちは 歌手の私には 御法度
声が出なくなる。突発性難聴になりたくない。

起きたら いつもの私になっていたので
あー
哀しみを引きずらなかったー

日はまた昇る
私は 生きている。

予約しておいたヨガの体験レッスン 二時間コースに
出かけて 体育の日 秋のボディケアー運動 頑張りました。
帰宅途中 一人で明大前駅の中華料理店を探検
大好物の北京ダック も 海鮮焼きそばもおいしかったです。