シャンソン歌手

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シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY パトリック バゾリさん 10月再来日

2018年09月11日 02時49分51秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY パトリック バゾリさん 10月再来日

昨年9月10日 日曜日 内幸町ホールでの 発表会の翌朝
徹夜で 旅支度して
一睡もせずに
パリに 出発いたしました。

昨年の今頃
パリに着いて
とんでもなく寒くて
カシミアの オーバーと 大判スカーフでも
震える程でした。

雨の石畳で転ばないように
ブーツも購入したし
セーターも ホテル近くのZARAで 何枚も購入したわねぇ。

そして バゾリさんと 奥様と生まれて初めて
イタリー広場近くの ご自宅で
お会いして
リハーサルして・・・

もう 緊張の連続で
歌詞は ぶっ飛ぶし リズムも合わないし
リハーサルの時は
お互いに 聴きあって 洞察しあって
たった 一度のリハーサルだけ

ボージョレでの コンサート当日
ゲネプロが 二回目の伴奏合わせ・・・

本番の 三回目で やっと 
緊張が解けて 自由になれた私です。

伴奏者と 歌手は 阿吽でなければならず
お互いに
聞き耳立てて 相手に合わせようとしますけれど

普通は
歌手が 船頭さんで
伴奏者が合わせる・・ものですが

伴奏者は 歌手を いかに
引き立てるかが 伴奏者の技なので
彼らも 必死です。
そして
伴奏するときは もしかすると ピアノのソリストのときより
人間力が 必要かもしれません。

相手を立てて 縁の下の力持ちでなければならず
かといって
ただ 従っているだけですと
音楽が 流れて でれでれ していくだけで
個性と個性の 相乗効果がなければ
ならないわけですから・・・

舞台の上の本番が 我々の 仕事師としての
本領発揮 場所なので
バゾリさんの 力量も
私の 力量も
本番当日が 終わるまで 計り知れなかったですが

終わってみれば
是非また 伴奏させてほしいと
言われ
私も 是非また 伴奏してほしい・・・と思う

お互いに 音楽家プロとして 認め合ったわけです。

それが 今年5月の 内幸町ホールでの リサイタルに
繋がり

そして なーんと
また
バゾリさんは 10月半ばに 四国へ 演奏にいらっしゃり
東京に 三日間だけ滞在するので
伴奏弾いていただけることになりました。

芝パークホテルの
いつもの ピアノバーで 10月21日 日曜日 夜
バゾリさんを お迎えして
ミニ コンサートを開催することに致しました。

今年は
色々な 事が 天から降ってまいります。

人生は一度だけ
音楽家でいられることに感謝して
出会いと 継続が 信頼に至るまでの
音楽家としての道程を 楽しむことにいたします。

楽しんで継続し続ければ
芸道も精進
私の人間力も磨かれることでしょう
継続は力なり・・・

フランスと日本は 離れているのに
昨年の出会いから 三回も 
フランス語を話し 理解してくれる
シャンソンの本場の伴奏者に
パリの香りを運んでくださる伴奏を
弾いていただけることに
大感謝です。

これって 本当に ラッキーガール ラッキーおばさん
ラッキー歌手

あっ サツマイモ 金時 蒸かしたら 美味しかったー感動でした。
私の大好物は
芋 マメ トウモロコシ
幸せーーーー


シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY アポリネールの L`AUTOMNE

2018年09月11日 01時45分55秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY アポリネールの L`AUTOMNE

大雨の音が聞こえています。
二階で 居間の小さな窓を開けて
雨の音を楽しんでいたら
冷房のような 冷たい風が
入ってきました。

今宵は
突然に 冷え込み 秋がやってきました。

アポリネールの詩をナタリー先生と共に
朗読したときは
まだ 猛暑で

秋に対する説明と 実感がそぐわない
秋の 哀しさ切なさも 身に沁みない

詩の一節
OH ! L`AOTOMNE L`AUTOMNE A FAIT MOURIR L`ETE

アー 秋よ 秋は 夏を死なせたーーー
恋又は愛が 何かの要因で 死んでしまう事なのだけれどーーー

ポエムなので
しかも 愛の詩人アポリネールの詩なので
しかも 煙草好きの詩人で

煙草でさえ 愛に例え・・

ナタリーさんの説明でも
煙草に火をつけて吸うという事は 愛しているという事だそうで
煙草を 辞めるという事は 恋が終わるという事で・・

夏は恋の盛り
秋は 恋の終わり

日本人の季節は 長年 穏やかな温暖でしたから
こういった
西洋的
分かり易い表現は ふさわしくないのかも。

日本的というのは ぼかし系 で 隠し系な世界観かも・・
などと
考えたりもしています。

今は 亜熱帯的な 日本の気候なのですが
若者たちは
草食系なのか
恋愛嗜好は さほど 無いらしい

煙草も吸えない時代になってしまったし
恋と 煙草の比喩なんて・・ 誰も理解できないかも。

時代遅れになっている 昔人の私には
昔の詩人の魂が 良く解り過ぎです。

私が 若かった時は 
人生の全てが 恋一色 でした。
みんな 煙草吸っていたし

何もかも
過ぎ行きます。
そして また 明日が来る。そして そしてーーー

秋に 物思う 私が今年も到来して
さっそく 食欲の秋

サツマイモを いま 蒸かしました。
秋の夜食に 味わい そしてーーー
太れることを期待しながら 鼾イビキ アプリを枕元に置いて
寝ます。
あー秋よ 秋は夏痩せを 死なせてくれる。

本当に 自然児の私。
涼しくなれば 食欲が増し 心が寂しくなる。
眠れるようになる。

なんなのかしら・・・