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シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 音楽家の初心に戻る

2016年01月15日 02時52分58秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 音楽家の初心に戻る

藝大の一年生の時
体操の必須授業があり
とんでもない 特殊体操を 我々は毎週受けていました。

野口体操という 世の中の常識的体操とは
程遠いものですが
こんにゃく体操 と 呼ばれていて
勿論
野口みちぞう教授が 自ら やって見せて
我々が 真似をするわけですが

本当に 凄い・・・
何がすごいって

身体が こんにゃくの様になるまで
舌が べろべろ に
よだれが垂れる程 柔らかくなるまで
関節も骨も 無い位に 柔軟にする体操です。

多佳子先生も ご存知の 結構 有名な
素晴しい 画期的 野口体操ですが
いやはやー
普通の感性では
あの 体操は 習得できない・・・

たいていの人間は 頭と 心の問題で
習得できない ように思います。

頭が固いと 体も固くなる
心が 硬いと 体も自由になれない
身体が固いと 神経が
水の様に流通しない
保守的になる

音楽家として 演奏家としては 成立しない。

保健体育や
スポーツ選手の 体操とは 違い
頭の柔らかさ 精神や感性流通の為でも
ある 体操でした。

野口体操の もう一つの効用は 怪我をしない
柔軟な筋肉を作る
音楽家の練習量は 過酷なので 
力づくでやると 肉体を壊してしまうと
人生が 無くなっちゃうから。

丈夫であることが音楽家の生命という意味でも
こんにゃく・・・・
哲学も 生き方も 体も 柔軟が大切みたい。

それとは 別で
藝大の声楽の 毛利準先生の 声楽家基本体操も
凄い・・・

わが母が
「あたな そんな 恥ずかしい顔して・・・
そんな 過酷な恥捨ての 顔して・・・・ お気の毒だこと」


芸術家 めざして 声楽家目指した私ですが
まず
最初の初心は 全ての恥と外聞を捨てて 顔体操。
自問自答せず
無心に
言われた通りにする なる・・・・のみ。

丈夫で 柔軟な
身体づくり 精神力づくり
が 声楽家や 良い演奏家になる事の
基本でしたから
器楽の人たちも この 特殊な身体づくりに
励んだ 藝大の体育の授業です。

舞台姿というのは またまた 大変です。
舞台に立つ姿は 鏡の前に立って 自分を見つめて
観察して 矯正するというのが
藝大の先生の教えで

鏡の自分を 凝視して
ずーっと練習し続けた
我が人生は 未だに 続いています。

こんにゃく体操と
声楽基本 顔体操も やらなくなっていたので 
初心に 戻って やってみよーっと。

天国の母が
「お気の毒ね。六十過ぎて
そんなに醜い顔して 顔や体の 筋トレなんて。
何も 上手くならなくたって 良いんじゃないのーーー」
と 言われそう。
母は 美が好きなので 汚いとか醜い私を見るのが 嫌いでした。 

美を産むためには 過酷なトレーニングが必要だなんて
母は 知らなかったみたいです。