シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY :シャンソン稽古に燃える

2015年09月07日 04時31分01秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY :シャンソン稽古に燃える

静岡から 何時間も掛けて 習いに見えている
前野さんと福田さんが
熱心に この暑い夏に 稽古に励み
パワフルなので

冨士山パワー だわねぇー

と 私は 申し上げる程情熱的な 学びの精神です。
一週間に 三回も 
お弟子さんが 稽古にみえると
私は「受験生みたいだわねぇ」と 申してしまいます。

我々が高校生の頃
音楽を目指す者たちは
音大の先生に 技術を 習う為に 先生のご自宅に
習いに行きますが

東京の人 その近郊の人は ラッキーですが
地方の人たちは 電車や飛行機で 習いに来たり
講習会や 受験の時は 泊まったりするなど
コストや 時間が 掛かります。

大脇さんは 実家の宮崎から 週に幾度も 東京に
飛行機で 習いに来て 音大受験したと伺いました。
高校生の時なので きっと 心細かったのではないかと
思いますが

私も
女ひとりで ベルギーに留学して
パリまで300キロ走り パリでレッスン受けていたのは
28才。

学びたいという情熱があると 距離と時間とコスト
怖さは 消えちゃうのですから
人間っていうものは
凄い潜在パワーが あるのですね。

まあ 今でも私には 情熱だけは ふんだんに
あるので 生きている限り
パリに 学びに参りますよー

ウドンコさんも 凄い。
パリと日本と 行ったり来たり・・・
空気を吸う 音楽会に行く カルチャーに身を置く
それだけで 勉強ですから

仕事の為だけに行く というのは
音楽家としては ドライな思想だと思っています。


情熱は 若さとは
関係ないみたいで
生き甲斐があれば 学ぶ気持ちがあれば
燃えるみたいです。

生き甲斐って・・・色々ありますが
燃えること・・・ が みつけられたら
人生は バラ色ですね。
だって 社会と経済と人間関係 健康状態は 
いつも そうそうバラ色ではないから
心に 燃える王国があれば 
ありがたいです。

音楽と出会えたこと と シャンソン歌手になったこと
フランス語のシャンソンの先生になって
音楽魂の仲間達が増えたことは

感謝感謝 大感謝のバラ色の人生です。
音楽の神様に 心から ありがとうございます。

シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 東京シャンソンアカデミー発表会

2015年09月07日 03時41分57秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY 東京シャンソンアカデミー発表会

日曜日夕方 
来週の 内幸町ホール 本番の為の
リハーサルを致しました。

日頃 私と共に フランス語のシャンソンの
勉強に励んでいる 皆さんの発表会ですが

じつに プロのごとく・・・
舞台芸術レベルは 高いと思います。

とても 素人アマチュアとは 思えないわ。
相当に 皆さん レベルアップしましたよ。

パリから 昨日帰国したて ほやほや の
近藤正春ウドンコさんが
パリの香りの 伴奏を弾いてくださり

フランス語で 流麗に歌う皆さんのシャンソンを
引き立てて下さいました。

流麗・・・です。

カタカナ風 フランス語の人は 一人もいないし
一言一句の意味を しっかり 脳に入れ込んで
表現しているので

もしかしたら 日本語より深い表現が出来ているかもしれません。

二回づつ リハーサルしたので
合計で36曲聞いたのに
フランス語の美しさと フランス音楽の流れ
まさに シャンソンの美の空間に
皆さんと共に 酔いしれた私です。

あと 一週間 ラストスパートで 磨きをかけて
今年は ラストになる 内幸町ホール三回目の
発表会は かなり ステキだと思います。

私は 皆さんの 気合いや情熱に刺激を受けて
また 深夜 防音室に籠り 幸せに練習致しました。

音楽の練習は 何より楽しいはずなのに
歌う為には かなりの エネルギーが必要なので
怠け者の私は 時々 サボりたくて
仕方なくなりますが・・・

お弟子さん達の パワーに 背中を押されています。
一か月で BARBARAを 二曲学び 私も新曲を
発表いたします。
日本では 日本人がシャンソンを 全曲フランス語で歌うのは
珍しいらしく

我々のコンサート 全曲フランス詩人の そのままの原語で
歌唱というのは 日本では 唯一無二です。

パリにも 日本人がシャンソンを歌うサークルが
ある様子ですが フランス語で 歌っています。
でも 日本では 我々だけみたいですね。

なので 頑張ります。
勉強します。

言葉の 分からない人にも分かるように
魂と 心は 一言一句に 込めます。
詩を解釈して 心理を分析して 嘘の無い言葉で
表現いたします。

そして 音楽性と フランス的な雰囲気
シャンソンのエスプリも 研究して追求いたします。

他国の文化を理解し 
西洋音楽と文化の 美を探ると
あー なんて 私は 日本人なのだろうか・・・と
それさえも 誇り に思えます。

フランス語のシャンソンは 
喋れるだけ では歌えないものです。

フランス人たちは 歌えない人だらけです。
音程やリズムが音痴な人も居るし
ディクションが舞台語として出来ていないので
滑舌が悪い歌唱をする人も フランス人なのに 居ます。


なので 私は 日本人が 世界一難しい
フランス語で 歌う事は とんでもなく 至難だと
思って 挑戦し続けています。

いつのまにか
私と同じように 猛練習してフランス語
シャンソンを歌う お弟子さんが増えてしまいました。

とてつもなく 難しいことをしていて
とてつもなく 作品一曲仕上げるのに
時間が掛かるので
職人技。

出来上がる頃 皆 その苦労と試練を乗り越えた
内面の輝きが 出てきますね。
眩しいほどに
お弟子さん達が 老若男女共に とても美しく見えます。

本日のリハーサル お見事でした。ブラボー ブラボー。