シャンソン歌手

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シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY パリ祭ありがとう

2014年07月07日 01時18分22秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY パリ祭ありがとう

毎年の恒例の舞台ですが
今年は とても感謝の念が深いです。

なぜならば
大舞台になればなるほど 規制も多く緊張感が強く
自由度が減り 拘束時間も長く
その 忍耐の中から 三分半の自己表現への切望が増し
精神性が凝縮される からです。

不思議ですが
色々な 自己分析をしながら
毎年 同じイベントに参加できるのは
自己の精神力試し 肝試し・・・みたいで
刺激的です。

一年間は あっという間ですが
自己に課した 肉体の訓練は 無駄ではなかったわー
ただ 歌の練習してきただけではないもの。
色々 肉体を鍛えてきたから
昨年よりは 全て進化していると 感じます。

ジャズピアノも いつか遠い将来に 何だかの音楽成果に
繋がるときが 来るかもしれないし
肉体と頭の鍛錬に 無駄は無いはずよ。

夕方 多佳子さんと成城駅まで歩いて
久しぶりに アナゴの 天婦羅蕎麦を二人で食べて
「ねぇ まだ 夕方六時半だけれど これから どうするの?」
と 聞くと
「ジムに 行って 筋トレよ」と多佳子さん67才。

「ねぇ どの位 やるの?」
「一時間位かな」

「毎日行くの?」
「そういう事も あるわね」

ダンサーって 大変だなー
今年の 九月五日のモダンダンス リサイタルは 
四年ぶりだそうですが 多佳子さん主催で 大がかりだそうです。
プロで活躍しているお弟子さんも出演するし 
世界的プリマの娘さんや その旦那さんを召還して
トップダンサーが ぞろぞろ ・・・・
私は アカペラで ボーカル出演。

筋トレ の他 リトミック 呼吸法 ダンス
まだまだ習い続けて 鍛錬している姿を見ると 励まされます。
二十代の頃 既にトップアーティストで
アメリカのカンパニーで ソリストとして活躍していた頃から
見ているけれど 多佳子さんは まだ成長し続けている。

年齢が先輩だけれど 人生色々あっても
運命で 止めなかったのが 共通点だわ。
お互いに お一人様生活なのに 相変わらず
芸のこと 振り付けの事 舞台の事 栄養の事 
話せるのは 有難いです。

帰りも 多佳子先生直伝歩行 ふーはー しながら
筋トレして 太ももの後ろを 鍛えながら 
一人で帰宅して
もう一度 振り付けの稽古して 転ばないように
練習・・・

もう 寝ちゃおー 明日朝 歌の練習してから 出かけよーっと。
まだ 本番じゃないんだから
そこそこの 緊張感程度にして そこそこの やる気で参ります。
我武者羅は 良くない。 お馬さん どーどー。どーどー。淡々と。 


シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY パリ祭リハーサル

2014年07月07日 00時46分27秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY パリ祭リハーサル

明日は お昼間から 夜まで麻布十番の続きスタジオで
本番と同じように 通しリハーサルです。

衣装も お化粧も施してなので
忘れ物をしないように・・・チェックして
日曜日は オフデーでしたので
多佳子さんに 自宅にいらしていただいて
予行練習して 色々 アドヴァイスを頂きました。

シャンソンの歌唱より
あの とてつもなく大きいNHKホールで
私が 恥ずかしくない姿勢 姿形で 動けるかどうか・・・

或る意味 恐怖です。

でも
それを 客観的に見て頂ける振付師的な存在が
世界のひのき舞台で活躍してきた 多佳子さんならば
全て身を任せて 信じて
自分を さらけ出せます。

本日も 
私の振りを 見て頂き 細かいアドヴァイスいただいて
お稽古なのに 
私が 天衣無縫な演技をするものだから
多佳子さんは 大笑いしています。

私は天性 のエンターテイナーで
皆が喜んでくれることが 大好き。
自分は 皆の喜ぶ顔を見て 安心して喜べる・・・
宴会の為の 食事作りと同じく です。

長い裾引きずりの スパンコールのドレスで
ピンヒール14センチ
歩くのも 回るのも 階段下りるのも
私の筋肉や おてんば気質では
大変ではないのですが

予行練習しておいて 良かったですよ。
ヒールが 長い裾を踏んで 自宅で 転び ステーン・・・
「あー 良かったー 本番舞台で 転ばないで
今のうちに 転んでおいてー」

二人で 胸をなでおろしました。

多佳子さんは 本番大舞台の階段の 上から下まで
落ちて そのまま 踊り続けた経験があるそうで
どんなに 素晴らしいプロでも
舞台では 何が突然に 起こるか 計り知れないので
或る意味
慢心 安心 気の緩みは 危険ですが
さりとて 緊張しまくり・・も 良くなくて
筋肉が固いと 演技も振りも 声も 不自然ですもの。

ばばーんと 天衣無縫に解放して
そのなかに 緊張感と 練習した日頃の訓練の成果を
練り込ませる・・・
ようするに
舞台を 泳ぐ・・・ように 
弛緩と緊張 冷静と解放を 織り交ぜて 溺れないように
泳ぐ・・・

理想と現実は 相当なギャップで
自分のDVD を後で 見てみれば 自分の実力が計り知れますから
まだまだ 何もかも 鍛錬 訓練・・・天に召されるまで・・・・

昨年のパリ祭は ソロ曲が十字架でした。
歌詞の心理が深かったですから
プラチナのダイア入り十字架を何か月も前に
購入して 胸に着け続け
それを舞台で 歌詞の通り「私の胸の小さな銀色の 十字架・・・」と
心から その歌詞の内容を 歌いました。


今年は ラテンのリズムに編曲した バンビーノ・・・楽しくて 明るくて・・
嬉しいわぁー
なので 幸せで仕方ありません。・
踊りも 腰を八の字に回す ラテン・・多佳子さんに教えてもらい
嬉しがって 腰ふりふり 歌って
多佳子さんが大笑い。
のりのり いけいけ ばんばん。

でも 気品だけは 忘れないように・・・エレガント目指し・・・
歩く姿が 牡丹にならないように
ボタン っと こけないように・・・・やらなくっちゃ です。