シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY 音楽教育

2012年04月21日 03時08分25秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY 音楽教育

よく 音楽教育として 子供の頃ピアノを習ったりしても
途中で 辞めてしまったり
音楽大学を出ても 音楽を辞めてしまったり
残念な話を聞きます。
または
昔は 男性だって 文武両道和漢洋・・・といって
武道も 芸術も すべて 嗜たしなみだったはずなので
何もプロにならなくても
芸道精進って 趣味として大切ですよねぇ。

音楽大学を出る ところまでは 多分趣味の延長位の世界だと思う。
教職とって 先生になったり
合唱団員や 楽団員になるとか 音楽関係 あるいは そうでない会社に
勤めるとか
それから 人生は 続き 音大出が 音楽プロになるとは限らない。

音楽の達人は いかに 長年音楽の練習を続け 音楽を愛し続ける事が
出来るか・・・といことで
決して 稼げるか 一番になるか とか競争の延長線上にも無いと思う。
音楽家として プロになるためには
少なくても 数十年以上は 勉強も大きな舞台も 続けていないと
音楽が何か・・・
分からないかもしれない。
そして 人に褒められたいすると 道に迷うかもしれない。

自分が上手いと思ったりしたら もう 先が無くて 魂が消えてしまう。
でも 現時点で 可能な音楽を奏でる気合が無いと 弱気では
魂が 飛ばない。不思議ねぇ。
音楽教育は 一生涯つづく。道は長くて 深くて 自分との戦いで
自分が救われていく。
誰とも戦わず 一人こつこつ 修行練習 反省 精進。道は果てしなく続く。

芸大って難しくて大変でしょう・・と言われた時 必ず返事するのは
「素直で ただ 先生に注意された事を忍耐強く 真面目に
自問自答せずに 無意味だと思わず 無心にやっていれば
誰でも受かると思う」
反抗精神 反骨精神は 自分の練習時間に向ける忍の 精神であり
他に対してではないので 先生からの注意は 鵜呑みが一番。
とにかく いわれた事を素直に 真面目に繰り返し続けるのみなのよ。
そして 美に対する 感受性が大事かも・・・
良い音楽性を 察知する心の感性。そして 沢山聞くこと。偉大な
演奏家を できるだけ沢山 生演奏で聞くこと。かな・・・
西洋音楽に関しては 特に 日本の音楽や言葉を 聞かないようにすると
リズム感 スピード感 西洋人のアグレッシブな音楽性が 身について
くるのよね。水墨画と 油絵の違いかなー。

フランス人 画家達が 日本にエキゾティズムを感じたように
我々も西洋音楽に感じて 世界は憧れから 新たな芸術を
生んできたのだから 我々も 憧れから 執念で 西洋音楽を
学べているけれど 最近は 世界も狭くなって情報が早くて
昔より 安易に楽譜も 音源も手に入り DVDや PCで
見れて 自分でゼロから 学ぶというより 真似文化になりつつある。
コピー機も無い時代
確かに 私は 楽譜は全部自分で 原本から手で写譜していたものねぇ。

初心に帰り これから もっと じっくり 音楽教育を自分に施したいわ。
先生が もう居ない私は 無心になって 毎度 本番の度に
リセット そして ゼロからの出発。
私が 私の先生で 私に音楽教育し続けないとね。

シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY 幸せ BONEUR

2012年04月21日 02時59分38秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY 幸せ BONEUR


低血圧で 若かりし頃 起きてベットから降りて 捻挫した事もあるほど
全身全霊で ぼー っとしている私ですが
今は
畳の部屋で せんべい布団のお陰で ゆっくり 起き上がり
布団をたたみ
幽霊のように カーテンを空け 煙草を吸い 水やお茶を 山ほど飲み
すこしづつ 真っ当な人間になってゆきます。
でも
機嫌が悪いわけではなくて ただ ぬぼーっとしているだけです。

カーテンを開けた瞬間
春の 花見月 木蓮 色々な春の色が目に飛び込んでくると
「あー 私は 幸せだ。BONEURというのは こういう感覚なんだ」
と シャンソンのポエムに春の讃歌が多い事に気づきます。

一人で 口も利かず過ごす夜 そして
朝 目覚めて 「おはよう」という 事もなく過ごす生活なのに
不幸感や 虚無感などは無くて
ただ 自然と対峙して 花や鳥たちとの 心の挨拶が 朝の儀式です。

時々 昔ベルギー留学時代 孤独に耐えかねて 飼ったパピヨン犬が
懐かしくなり 心の友だったなー 慰められ癒されたなー
と 感じたり
動物なら 相手は話してくれなくても こちらが一方的に
しゃべっていたから 犬側は 目で答えて 耳だけ良くなり
自分が人間だと 思うようになってしまうパートナーで
かけがえない 相棒だったものです。

今は 私的には 少し人間として ランクアップしたみたいで
犬や猫 動物 人間さえ居なくても 花達や 雲 空 太陽 雨
鳥の姿相手に 癒されて 幸福を感じられるようになったみたい。
しかも 最高の気難しい相手・・音楽という パートナーが
尽くしても尽くしても なかなか 手ごわくて
微笑んでくれないから パートナーというよりも
四六時中 目が離せない存在。
現在の私の孤独感は 自然相手に対話する時間を
生み出してさえいるもの。
孤独通こどくつう・・・なんていう 言葉作りたいくらい。
通好みって 熟練達人みたいな 感じとして 私は孤独の達人。

とは言え
オデオンの金曜日のライブに シャンソン好きが
ノー アポで 七人もいらしてくださったわ。
ありがとうございます。
家族みたいに 親身に聞いて 感じて泣いてくださっていた。
そして 笑って 弾んで 微笑んで 癒されて ソウルメイト。
音楽は 凄い力を持っているのよね。
特にシャンソンは 人生の達人に人気のジャンル。
心で聞く系。だから 皆しーんと 魂で聞き入る。
ジャズは リズム優先で 黒人から発声したジャンルで
聞き入るというより ビートが一定で 体がスイングする系。

小雨降り 青山のオデオンの周りは静かで 寒い夜でした。
でも 暖かいね。
シャンソン好きは 皆ハートが 暖かい。
ジャズピアニスト白土さんが ピアノソロを弾き
そして 私がシャンソンの弾き語りをして
青山オデオンの 美しいスペースは 音楽のソウルメイト達
皆で うーんと 熱い燃えた夜でした。
ありがとう オデオン。
ブラボー 幸せな夜。

そして 帰宅途中12時ごろ 深夜 又一人で 「まつもと」で
煮魚定食 1000円。きゃー 安ーい。
マイカー往復 の派手なリリさん。深夜 満席の「まつもと」
で 見知らぬお兄さん二人と 相席テーブルに
ちょこんと 座り 同じ灰皿 で 別世界。
一人ぱくぱく 食べて 満足。ライブ後の 緊張を弛緩させ
「おいしー。 おじさん ありがとう。おやすみー。又ねー。」
BONEUR
って こういう 事かも・・・・