シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY 音楽家

2012年04月17日 02時46分57秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ LILI LEY 音楽家

音楽を奏でる人 聞く人 音楽の仕事に携わる人 皆音楽家よね。
今日は 夜
有楽町の交通会館の15階にある 回るレストラン
東京會舘 に 勝本先生から誘われて
音楽プロデューサーの 高原加代子さんと 芸大の後輩で邦楽演奏家
杉浦聡さんと 四人で 芸術の話で 三時間以上も 楽しみました。

高原さんは 勝本先生のプロデューサーで
小沢征二指揮 第九ソプラノ の仕事を アレンジしたという関係で
勝本先生は 声楽家プロ歌手を引退した今でも 恩義に感じていて
ご一緒することが 多いです。
四人は 歯に衣を着せずに 話せる関係で
我々は 大笑いばかりしています。

邦楽家の 杉浦さんは 下手な演奏を聴いたあとは
カラヤンや マリア カラス 聞くと エネルギーが湧きますよね。とか
不思議なことを おっしゃいます。

私は 下手な演奏を聴いたあとは 自分の練習しますー。
何故なら 自分も下手になった気がするからで
上手い演奏を聴くと 自分も上手く出来るような気がしてくる。

かつて 私は マリアカラスを NHKホール舞台で聴いてから
小さい子がウルトラマンに なりたい と思うように
何となく 永遠の恋人になってしまいました。
人間としてより 音楽という 無形の恋人像。

他に
ハートを感じない ホットでない 上手い演奏家を聞いて
物足りない時は 美味しいものを食べに行く・・・・など

音楽家は 常に 色々な演奏を あちらこちらで聴いていますから
美味しい食事のように 満足できる演奏を聴けたと思う事は そうそうは無い。
視覚的にも 美的な 演奏家で 上手い・・・人を 求めてしまい
皆 理想ばかり高くて 自分を棚に上げちゃいます。

7月16日に 二期会がイタリア人指揮者呼んで ベリズモ オペラ
二本立て やるので 我々は 既にチケット購入しました。
私は NHKホールのパリ祭に出演した翌日
オペラを 鑑賞できるという チャンス。
オペラ クラシック 情報は 皆 勝本先生からで 有難いです。

ウィーンに年に3ヵ月もオペラや 世界最先端の音楽をを鑑賞し
に行き ウィーンの声楽国際コンクールのスポンサーしたりと
芸術奉仕の勝本先生の現在は 日本でも 世界でも
後進を聞くことが仕事・・・と
思っていらっしゃる。
凄いなー
耐えて聞いていることが 多いのだろうなー

私は まだまだ 舞台現場で 修行していて 舞台を降りる勇気は無いし
音楽演奏続けていない自分の姿が想像できないけれど
そんな日も くるのかしらねぇ。
音楽家は 不思議な生き物です。
音楽家が集まれば 音楽の話しかしない。
特に
芸術という分野 に染まると 商業ベースの演奏家気質から
離れていく・・・美学が 心に発生してしまいます。
食べていけなくなる・・・・
まぁ いいかー ケセラセラ

プロデューサー 高原さんは「あんた 華があるし 売れるよー
サラマンドルコンビも いいよー 当たるよー そんな予感する」と
おっしゃるけれど ねぇ。
「あんたが 売れれば 私も儲かるしねぇ」?????
「えー? 私が 誰かを儲けさせてあげられる なんて
嘘でも スゴーイわ。」
24歳 年上の人を 儲けさせられる?・・・ただの 芸人が?
絵に描いた 餅 。
どうでも良いのよ。がつがつ 媚うり 身売りするタイプは
本物 音楽家には そうは居ないものよ。

とりあえず 今週金曜日の青山オデオンと 29日 日本シャンソン館
の 目の前の 曲目消化が 第一目標。練習のみ。
そんな話で 皆が大笑いして 今日も音楽人生でした。