シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

シヤンソン歌手

2007年12月19日 01時32分39秒 | Weblog
CHANSON FOLIE シャンソンフォリ

銀座十字屋ホール
日本シャンソン協会主催 森若三栄子さんのピアノ
アコーディオン桑山哲也さんの伴奏で三部17人づつ
計50人以上のシャンソン歌手が出演しました。
私は夜の部で「GARE DE LYON」を歌いました。
相変わらず フランス語でBARBARAの
作詞のまま歌いました。日本語訳では 到底言い尽くせない
バルバラの世界。日本語に訳すと 原詩の三分の一の
短さになり しかも 彼女の詩は韻も踏んでいて
綺麗なフランス語の息の流れがあります。
そして 日本語の文法では 曲も違って聞こえてきます。
作詞者の意図が伝わりません。
みずから 作詞作曲する私としては
もし 私の詩がフランス語で歌われて 意味がフレーズや
音と違っていたら嬉しくない・・・・・商売で売るため
印税のためだつたら別ですけれど
作品としたら原語とメロディーは直結なのです。
その又昔私はオペラ研修所で
モーツァルトのオペラのアリアを日本語で
歌っていた時期 カルメンのハバネラを日本語で
「恋は野の鳥 気まぐれ気ままよ」と歌いながら
マリアカラスやシミオナートの感性からかけ離れているのに
日本語で歌うほうが お客様が喜ぶと思い込んでいました。
日本の演歌は日本語で
ジャズは英語で
シャンソンはフランス語で
聴きたいし 歌いたい。
でも 外国語って難しいです。フランス語は特に難しい。