ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

台風情報では雨雲レーダー予測画像が超優れモノ

2019-08-20 06:11:02 | 雑感
 先週の台風10号、被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。
 先週一杯は、この関連ニュースで持ちきりでしたが今回は、その台風10号の進路予測ニュースで思い知らされたことを書いてみます。

 断酒6ヵ月目から定期的に通い始めたAAのミーティングですが、今まで欠席したのは台風が直撃したときと姉の葬儀のときだけだったような。15日に予定していたミーティングでは司会をすることになっていたので、この台風10号の進路予測には何時になくヤキモキしていました。警報が出るようだったら欠席も已む無しと決めていたからです。

 そんなゆとりのなさが私に予断を生んだようです。せっかくニュースで流されていた重要な情報を見落したり、見過ごしたりしていました。

 自分の迂闊さを思い知らされたのは次の二つのことからです。一つは、接近中の台風が勢力を弱めていた事実を見逃していたこと。もう一つは、雨雲レーダーによる雨雲の動きを詳細に予測した画像(雨雲レーダー予測画像)をボンヤリ見過ごしていたことです。

 先ず、勢力の弱まりについてです。当日15日の10時には中心気圧が975 hPaとTVに表示されていたような。確か、前日14日までは965 hPaだったと記憶しています。しかも、前日の16時には超大型から大型へと評価が変わっていたようですが、そんな勢力の衰えをまんまと見落としていました。

 因みに去年、暴風害と高潮で当地方に甚大な被害をもたらした台風21号の上陸前中心気圧は950 hPaでした。二つの台風の気圧差 15 hPaがどれほどの意味を持つのかわかりませんが、大雨がやたらに強調されていた今回の予報は奇妙で変に思いました。

 次に、雨雲レーダー予測画像についてです。前日の晩のNHKニュースでは、翌15日の雨雲レーダー予測画像を詳細に流していました。

 そのときのニュース報道によると、当地では15日午前中から早くも弱い雨雲が所々発生するものの、相当強い雨雲が本格的に襲来するのは午後6時ぐらいからであって、それも夜半過ぎまで続くというものだったような。この予測は当日15日朝になっても変わっていませんでしたが、なぜかこれを軽く考え見過ごしていました。

 当日15日も朝から台風情報が引っ切りなしに流れていました。中心が四国の西端と豊後水道辺りを北上し、広島市付近に再上陸しそうなこと。暴風圏が進行方向右側に大きく膨らんだ珍しい楕円形となっており、お昼頃には当地も暴風圏内に入りそうな情勢と報道していました。

 実は、台風の進路がほぼ確定した前日から「これは間違いない、当地も暴風圏に入って警報が出る」という予断を持っていました。上記の情勢は予断を確信に高め、当然のごとく、昼過ぎから始まるAAのミーティングには欠席することに決めました。

 結局、当地が強い風雨に見舞われ始めたのは午後4時過ぎからで、6時過ぎからは雨雲レーダー予測画像通りに暴風雨となりました。台風では法則通りの方向に風が吹きます。その分析から六甲の山々に風が当たって雨雲の発生が正確に予測しやすかったのでしょうか。その精度の高さには舌を巻きました。

 台風情報にかかわらず、物事を “ありのままに” 受け止めることは大事なことです。が、視点や焦点がぼやけていては何にもなりません。今回の経験から改めて、台風情報では中心気圧、進行方向と風向き、雨雲レーダー予測画像の3点が重要とわかりました。

 これからの台風情報ではこれら3点共に焦点を当て、中でも雨雲レーダー予測画像には “いの一番” に注目することに決めました。こうすることによって私なりの台風対策も、より具体性が増すことと思っています。


 ひょっとしなくとも今回は、ミーティングに行っても辛うじて大丈夫だったろうと思います。しかし、災害から身を守るにはこれぐらいの用心をして当たり前、そのように考えを改めました。



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