ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

人間のポカを機械がカバー

2019-10-08 05:57:58 | 世相
 人手不足のせいか人件費を切り詰めるためなのか私にはわかりませんが、外食屋さんではどこでも自販機が花盛りです。元町東口にあるトンカツ専門店『松○屋』でもそんなシステムを採用していて、自販機で食券を買うと自動的に注文まで済ますことができます。

 その『松○屋』で最近始めたのがマグロ三色丼(ネギトロ、キュウリを刻んだ山形だし、長芋トロロの三種ネタ)。価格が500円とワンコインで済む手軽さと、サッパリした食感に食欲をそそられます。

 そんなわけで早速、自販機画面で品物を選び、小銭入れから大きめの銀色硬貨を1枚取り出して投入口に入れました。もちろん入れたのは五百円硬貨のつもり、例の如く思い込みです。

 ところが一向に食券が出て来ません。お釣りのボタンが点滅していたのでそれを押すと、何と百円硬貨が1枚出て来ました。取り消しボタンも押してみたのですが何の反応もありません。仕方なく店員のいるカウンターに行き、少し気色張って経緯(いきさつ)を話しました。

「そうですか。自販機の記録を見てみますね。」店員はそう言うと、直ぐに自販機の扉を開けて紙に印字された入金記録を点検し始めました。こういうクレームには慣れっこになっているようでした。
「五百円硬貨が入った記録がありませんね。百円硬貨と間違ったのでは・・・」

 こうしっかり記録を見せつけられては私もすっかり毒気を抜かれ、自分のポカを認めざるを得ませんでした。小銭入れには幸い百円硬貨が7枚あり、その中の5枚を自販機に投入して注文を済ませました。

 さて、こうなると小銭入れの出納がどうだったかが問題です。マグロ三色丼を食べながら、真剣になって朝からの行動を思い起こしてみました。

 その日はAAのミーティングが三宮である日で、献金用に百円硬貨を確保しておく必要がありました。ところが家を出たとき、小銭入れに十円玉以上の硬貨は一枚もなかったのです。

 先ずコンビニで新聞を買い、千円札でお釣りをもらいました。お釣りには五百円硬貨が1枚確かに含まれていました。

 次に歯医者に行って、グラツキ始めた差し歯のブリッジを診てもらい、支払いはこのときも千円札でやりお釣りをもらいました。これで小銭入れは、五百円硬貨、百円硬貨、五十円硬貨、十円硬貨でそこそこ膨らんでいました。

 それから神戸に移動して向かったのは元町にあるお菓子屋でした。お茶菓子にと500円弱の買物をし、たった1枚の五百円硬貨をそこで使っていました。献金用にと、どうしても百円硬貨を残して置きたかったためです。

 以上を計算してみると、私の小銭入れの出納はピッタリ合っていました。自販機の記録のお陰で、私の記憶の方もなかなか頼りがいがあるものだと、自信も付きました。

 これなどもフェールセーフと言うのでしょうか? 最近の自販機は優れモノです。思わず尊敬の目で見直してしまいました。



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