ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

カラスの営巣を防ぐ剪定

2019-07-23 06:03:42 | 雑感
 今頃になってこんなことを言うのも何ですが、剪定って役立つものだと見直してしまいました。植栽の形を整える、あの剪定のことです。

 日頃道で目にするのは、車道との分離帯にある植栽の剪定や、街路樹の枝下ろし剪定などです。枝が伸びすぎて美観を損ねるとか、電線に掛かりそうだからとか、あるいは風害による倒木を防ぐためというのがその目的のようです。

 このような目的以外にも、剪定には意外な効用が期待できるとわかりました。当たり前と言えば当たり前ですが、幹と枝を “見える化” するのに役立つということです。

 昨年秋のこと、公園内の大きな樹木が枝下ろし剪定されているのを目にしました。ヒマラヤ杉などは、せっかく大きくなった枝までも情け容赦なく切り落とされて無残な姿になり果てていました。枝振りがよくなって左右対称に緑の茂った姿が優美だったのですが、なぜ太い枝まで切り落としてしまうのか理解できないでいました。

 営巣して繁殖期にあるカラスは人を襲います。コイツは危険と目星をつけた人物をよく覚えていて、その人物を見つけるや何度も執拗に襲ってきます。私も昨年春は、公園近くで何度もカラスに襲われました。

 今年の春は幸いなことに、カラスに襲われることが全くありませんでした。どうやら営巣していた公園の樹木が大方剪定されたため、周りから丸見えとなって巣作りができなかったようなのです。

 巣作りは “秘め事” です。さすが、知能の高いカラスならではの判断です。「なるほど、剪定したのはこういうわけだったのか」と腑に落ちました。

 ところで悩み事があるのなら、文字で “見える化” して整理してみることが一番です。これが “言語化” というものですが、周りから丸見えにする “見える化” はポイ捨てなどの些細な悪事の防止にも効くようです。

 愉快犯は別として、悪質なポイ捨てゴミの多くは植え込みの茂みなどにこっそり隠すのが普通です。剪定して根元に伸びた雑草をも刈り払ったら、しばらくの間はポイ捨てゴミも少なくなります。斯くのごとく “見える化” は、まだまだ応用範囲が広がるようです。

 とかく公共事業は目の敵にされがちですが、国土保全や環境保全のための公共事業なら大歓迎! 決してケチってはいけません。



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