寺家公園背後の山道(「船崎山西国霊場三十三観音」巡拝路の一部)を散歩してきました。
山道に落ちていたホオノキの花の蕾(ニホンザルの食痕)の写真を撮ろうと屈んだとき、そばに何かがいるのに気づきました(そのとき、ポトッと落ちてきたような気もしますが…)。2cmはある大きなゾウムシ(の仲間)です。落ち葉などに紛れてしまう色や形です。
体表面がデコボコ、黒色と褐色のまだら模様があり、オオゾウムシだと思います。オオゾウムシは、在来種としては日本最大のゾウムシです。
指にとまらせて写真を撮りましたが、しがみつかれてなかなか外せませんでした(付節先端の爪が大変鋭く、脛節先端のトゲも内向きに鋭いので、硬い樹皮などにつかまることができます)。どうにか指から外して地面に置いてやると、擬死していました。
《落ち葉などに紛れてしまいそうなオオゾウムシ 2024/05/05》
《落ち葉などに紛れてしまいそうなオオゾウムシ 2024/05/05》
《指にしがみつくオオゾウムシ 2024/05/05》
《擬死するオオゾウムシ 2024/05/05》
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