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やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

アオダイショウ(死骸)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2022-06-07 06:06:11 | 爬虫類

この公園は利用者が少なく、虫たちも多いので犬の散歩などによく出かけてきますが、最近、管理がきれいにされるようになって、目立って虫が少なくなってきた気がします。

この日、犬と散歩していると、園路の端の方に重量感のある白っぽく太い紐のようなものが目に入りました。ヘビの大嫌いな妻を制止して近寄ると、腹側を見せたアオダイショウが死んでいました。詳しく見ていませんが人に殺されたのだと思います。それにしても不自然なとぐろの巻き方でした。

結局この日写真に撮った生きものは、アオダイショウの死骸を含めてたった2種類だけでした。


《園路の端の方で死んでいたアオダイショウ 2022/06/05》


《園路の端の方で死んでいたアオダイショウ 2022/06/05》

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カナヘビ(富山市石屋)

2022-02-27 03:42:52 | 爬虫類

2021年10月上旬の観察記録です。

北陸自動車道と立体交差する道路のトンネルの壁に、カナヘビがとまっていました。壁で餌になる虫などを捕まえているようです。

お腹が膨らんでいるように見えたので最初は♀かなと思いましたが、身体の側面が「黄白色に縁どられた幅広い黒褐色の縦条」(♀は単なる褐色の縦条)なので、♂のようです。(『日本の両生類・爬虫類』参照)


《トンネルの壁にとまるカナヘビ 2021/10/09》


《トンネルの壁にとまるカナヘビ 2021/10/09》


《トンネルの壁にとまるカナヘビ 2021/10/09》

※ 市立図書館から2月26日(土曜日)に借りだしてきた本です(妻の本も含まれています)。コロナ禍のもとで、できるだけ人との接触を避けて欲しいとの家族の要望もあり、以前に予約してあったものなど最小限の本を借りるようにしています。
   1 『川っぷちの生きもの観察記ー武蔵野発ー』(若林輝・著)
   2 『おいしいコーヒーのはじめ方ーバリスタが教えるー』(山本知子・監)  
   3 『はじめての今さら聞けないスマートフォン入門』(高橋滋子ほか・著)

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ヒバカリ(幼蛇)(死骸)(富山市石屋)

2021-10-06 04:31:26 | 爬虫類

北陸自動車道に沿った道を自転車で走っていて、路上に少し大きめのミミズの死骸のようなものが落ちているのに気づきました。通り過ぎかかりましたが、少し気になって戻ってみると、幼蛇の死骸でした。

付近で何度かジムグリを見かけているので、ジムグリの幼蛇か?と思いましたが、褐色の地味な色合いで、「赤~赤褐色に黒い斑点が入る」といったジムグリ幼蛇とは明らかに違います。

いろいろ調べた結果、「背面の色彩は淡褐色や褐色。吻端から口角、頸部にかけて白や淡黄色の斑紋が入る」(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/ヒバカリ』2021/10/05)という特徴から、ヒバカリの幼蛇ではないかという結論に達しました(富山市科学博物館・清水さんにもアドバイスいただいています)。

私自身、ヒバカリを見たのは初めてで、今度は生きているヒバカリに出会いたいと思っています(ヘビは好きではありませんが…)。


《路上で死んでいたヒバカリの幼蛇 2021/10/02》


《路上で死んでいたヒバカリの幼蛇(吻端から頸部にかけて白い斑紋) 2021/10/02》


《路上で死んでいたヒバカリの幼蛇(腹側) 2021/10/02》


《路上で死んでいたヒバカリの幼蛇(吻端から頸部にかけて白い斑紋) 2021/10/02》

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ジムグリ(富山市布市~横内)

2021-09-25 04:40:58 | 爬虫類

いつものように、北陸自動車道に並行して伸びる道路を、横断する一般道路などのトンネルに出合うたびにトンネル壁面に注意しながら往復。

ある人通りの少ないトンネルの出口(入口?)付近で、ヘビが道路を横断しているのに出会いました。体長は1mほどで、全体にずんぐりとした印象、アオダイショウやシマヘビとは感じが違います。近づいてよく見ると、腹面の黒い斑紋の一部が見え、ジムグリです。

昨年(2020/06/27)も、こことは少し離れていますが、同じく北陸自動車道のそばでジムグリをみかけているので、この付近の北陸自動車道法面の半自然林一帯に生息しているのではないかと思います。


《トンネル出口付近で道路を横断するジムグリ 2021/09/03》


《トンネル出口付近で道路を横断するジムグリ 2021/09/03》


《トンネル出口付近で道路を横断するジムグリ 2021/09/03》


《トンネル出口付近で道路を横断するジムグリ 2021/09/03》

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アオダイショウ♂(死骸)(富山市石田~石屋)

2020-09-07 11:19:08 | 爬虫類

北陸自動車道に沿って設けられた道を自転車で散歩していました。朝の真正面からの斜光が眩しくてよく見えませんが、路上に紐のようなものが横たわっていました。通り過ぎてから順光で見ると、ヘビの死骸で、何故か白い腹側を見せています。

近寄ってよく見ると、尾の付け根あたりに、何やらピンク色のものが出ています。一対で、片方には白い棘状のものも付いています。どうやら、ヘミペニス(半陰茎)のようです。

ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/半陰茎』には、次のように説明されていました。「半陰茎(hemipenis)は有隣目(ヘビ・トカゲ…)のオスだけが持つ外部生殖器…。そのままヘミペニスとも呼ばれる。体内受精のために精子をメスの体内に送り込む挿入器官…、陰茎とは異なり左右に一対あり、反転により体外に突出…。棘や鈎などの装飾を持つことが多く、種によって形状に大きな変異がある。…交尾時以外にも、身体に大きなダメージを負ったときにも突出することがあり…。」(2020/09/06)

ヘビは、冬眠から覚めると繁殖する習性のようなので、秋の今は繁殖期ではありません。写真のヘビは車に轢かれたショックが原因で、ヘミペニスを体外に突出させたのでしょうか…。

裏返して背側を見ると、アオダイショウでした。


《路上に腹側を見せて横たわっていたアオダイショウ 2020/09/05》


《路上に腹側を見せて横たわっていたアオダイショウ(尾の付け根あたりにヘミペニスが出ています) 2020/09/05》


《アオダイショウのヘミペニス 2020/09/05》


《裏返して背側にしたアオダイショウ 2020/09/05》


《アオダイショウの頭部 2020/09/05》

※『わくわく昆虫記ー憧れの虫たちー』(丸山宗利著・山口進写真)の虫たち 25/56 マルアワフキ(夏)

「マルアワフキ」の副題は、「アワアワの正体は幼虫のおしっこだった」です。アワフキムシの主役は幼虫、なんとも面白い虫で丸山さんは子どものときから好きだったそうです。
私は、子どものころはアワフキムシの存在すらも気にかけていなかったと思います。ある程度大きくなってからも、山道の脇などでよく見かける「泡」をときどき吹き飛ばして中に何がいるのか見たりしたことはありますが、小さい虫の名前を調べる術も知らず、興味がわかなかったと思います。今回、急に思い立ってこのようなことを始めてしまい、手元にはアワフキに関連するような写真はありませんでした。

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ジムグリ(富山市太田南町)

2020-06-28 07:52:45 | 爬虫類

愛犬の足の調子がよくないので、朝の散歩は近くで必要最小限にすませ、私一人自転車で2時間ほど散歩にでかけました。いつものように北陸自動車道に沿った道を流杉方面まで行く往復コースです。

路傍の草むらや路面に落ちているものなどに眼をやりながらゆっくり走っていると、道路の真ん中にヘビが横になって(?)いました。まったく動きません。1mほどのやけに重量感のあるヘビで、色合いや形状から、シマヘビやアオダイショウではないとすぐにわかりました。近寄ってよく見ると、角ばった黒斑があり、ジムグリです。写真を撮った後、このままでは車に轢かれてしまうので、枯草の茎で側溝の中へ押しやりました(特有の斑紋があるはずの腹側の写真は撮らせてくれませんでした)。

このような状態でジムグリの写真を撮ったのは初めてなので、(ヘビは好きではないのに)なぜか嬉しくなりました。「バカみたい‼」とほとんどのひとが思うのでしょうネ。

富山県で記録されているヘビは、タカチホヘビ※、シマヘビ、ジムグリ、アカジムグリ※、アオダイショウ、シロマダラ、ヒバカリ※、ヤマカガシ、マムシの9種類で、このうち※の3種類の写真はまだ撮ったことがありません。いつか撮ってみたいものです。タカチホヘビやアカジムグリは生息地に出かけるのも私の今の体調では難しいのですが…。


《道路の真ん中で横になって(?)動かないジムグリ 2020/06/27》


《道路の真ん中で横になって(?)動かないジムグリ 2020/06/27》


《ジムグリ特有の角ばった黒斑がありあす 2020/06/27》

※ 今回は庭で咲き始めたキキョウです。100均で買った一輪挿しに活けてあります。キキョウの花は雌雄同花ですが、他家受粉の可能性を高めるために「雄性先熟」します。まず雄しべが成熟して花粉が出て(雄花期)、その後に雌しべが開き柱頭が受粉可能になる(雌花期)のです。キキョウは、この雄性先熟の特徴を観察しやすい植物です。 


《キキョウの花 2020/06/28》


《雄しべが成熟して花粉が出ている雄花期のキキョウ(雌しべはまだ開いていません) 2020/06/28》

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シマヘビ(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2020-06-13 04:12:49 | 爬虫類

「ヘビに出会う(と嫌だ)から」と渋っていた妻を誘って、富山市営農サポートセンターに犬の散歩に出かけました。順調に散歩コースの半分以上を過ぎたとき、ユリノキの植えられた広場で、気がつくとシマヘビがすぐ目の前に横たわっていました。動いていたのか、そこで休んでいたのかは覚えがありません。大声で妻に知らせると、シマヘビもこちらに気づいたのか植込みの方に逃げ出しました。

実は、私もヘビは好きではありませんが、富山県に広く分布し平地でも見られる「ヒバカリ」を見た覚えがないので、ヒバカリはいちどきっちり見てみたいと思っています。


《植込みの方へ逃げ出すシマヘビ 2020/06/07》


《植込みの方へ逃げ出すシマヘビ 2020/06/07》

※ 富山市営農サポートセンターの植物の今(梅雨前のひととき)です。


《咲きだしたタイサンボクの花 2020/06/07》


《鮮やかなメタセコイアの緑 2020/06/07》

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ニホンヤモリ(県森林研究所樹木園/立山町吉峰)

2020-05-24 04:01:03 | 爬虫類

樹木園の山頂近くに、ログハウス風の「木の実の家」があります。いつものように、外壁などに何かとまっていないかと見て回りましたが、何も見つかりません。でも、隅の方でヤモリを見つけてわかりました。このヤモリが壁にとまった蛾などの虫を食べていたのです。せっかくなので、ブログネタになってもらいました。


《山頂近くにある「木の実の家」 2020/05/23》


《「木の実の家」のログハウスの壁にいたヤモリ 2020/05/23》


《「木の実の家」のログハウスの壁にいたヤモリ 2020/05/23》

※ 先日、野生のシイタケで「シイタケの甘露煮」を作った話を紹介しました。私はこれまで、ほとんど料理はしてこなかったのですが、これをきっかけに何やら作ってみたくなってきました。ちょうど手元に、(数少ない)富山県出身の女優・柴田理恵さんの『柴田さん家(ち)のおつまみ』という本があったので、パラパラとページをめくって、いちばん手数の少なそうな「新じゃがの丸ごと煮」を(ほとんど独りで)作ってみました。三時のおやつなどに皆で食べましたが、(写真写りはよくないのですが)ホクホクで家族の評判も上々でした。ボケ防止のためにも、これからも料理に挑戦しようかな…。 


《『柴田さん家(ち)のおつまみ』にでていたメニュウを元に作った「新じゃがの丸ごと煮」》

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シマヘビ(富山市寺家)

2020-05-10 07:28:43 | 爬虫類

寺家公園への登り口から少し山道へ入ると、長い間アカガシの大木が倒されたままになっているところがあり、その脇を通るとき必ずそこに眼がいってしまいます。この日は、黄色っぽいシマヘビが休んでいました。

このシマヘビのように、身体全体が波打ったような状態のヘビをときどきみかけますが、どういう状況なのかがよくわかりません。どうでもよいことですが、何故か気になってしまいます(このブログを書くときにいろいろなウェブサイトを調べてみましたが…)。


《陽のあたる倒木の上で休んでいるシマヘビ 2020/05/08》


《陽のあたる倒木の上で休んでいるシマヘビ 2020/05/08》


《陽のあたる倒木の上で休んでいるシマヘビ 2020/05/08》

※ 今朝、北日本新聞を読むと、ジャーナリストの江川紹子さんが『不要不急こそ人間の証し』(「時論」)として、「あらゆる"不要不急"の営みが、実は生物としての人間を"人間"たらしめているのではないか、と思う」と書いておられました。この意味でいうと、「どうでもよいこと」が私を"私"たらしめているのだと、(独りよがりに)元気づけられました。

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マムシ(富山市[大沢野町]寺家)

2020-05-01 09:03:56 | 爬虫類

暖かく晴れた4月最後の日の午前中(昼からは都合がありました)、猿倉山に出かけましたが、新型コロナウィルス対策のため閉鎖されていたので、近くの天湖森に移動しました。あいにく、ここも同じ理由で閉鎖。時間も少なくなってきたので、寺家公園周辺を歩くことにしました。

寺家公園から奥へ幅の狭い県道が延びているので、今回はその林道を少し歩いてみることにしました。道は小さい沢沿いに上がっていきます。沢からはカエルの大きな鳴き声が所々で聞こえるので、試しに2か所ほど声の聞こえてくる岩の隙間探してみましたが、タゴガエルらしきカエルは見つかりませんでした。

しばらく林道のような県道を歩いていると、道路に蛇が横たわっていました。ずんぐりしており、銭型の斑紋があるマムシです(ちなみに、私は蛇が苦手で、写真を撮るのもおっかなびっくりです)。

ちなみに、山を歩く時(特に藪に踏み込む可能性のある時は)、マムシ対策も兼ねて長靴(スパイクなしの森林用の丈夫なもの)を履くことにしています。


《県道を横切っていたマムシ 2020/04/30》


《県道を横切っていたマムシ 2020/04/30》


《県道を横切っていたマムシ 2020/04/30》


《道幅の狭い林道のような県道 2020/04/30》

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ヤマカガシ(幼蛇)(猿倉山/富山市[大沢野町]舟倉)

2019-06-07 05:34:18 | 爬虫類

いつものように、猿倉山への急な車道を側溝にオサムシなどが落ちていないいかと探しながら歩いていると、側溝の中に長さ30~40㎝、胴の太さ1㎝ほどのヘビの幼蛇がいました。

赤と黒の斑模様に頚の黄色のリングが目立ちますので、ヤマカガシの幼蛇だと思います。

側溝の中には中型哺乳動物の糞も落ちており、いろいろな動物が側溝を利用して、そこに落ちた虫やミミズなどを食べているのではないかと思います。


《側溝の中にいたヤマカガシの幼蛇 2019/06/06》


《側溝の中にいたヤマカガシの幼蛇(頚の黄色のリングが目立ちます) 2019/06/06》  

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ミシシッピアカミミガメ?(南砺市[城端町]立野原東)

2019-05-09 06:26:05 | 爬虫類

桜ケ池のそば、大きな窓越しに桜ケ池が見えるレストランで家族と食事をしていました。こんなときでも、窓の外に何かいないかと、外ばかり見ています。子育ての最中なのか、ヒヨドリが何度も窓を横切って往復しています。

「あっ、亀が歩いている‼」妻が指さす方を見ましたが、よくわかりません(生きものに関しては、いつも私の方が先に見つけるのですが…)。「そんな馬鹿な」と思いながら外へ出て探してみると、5㎝ほどのカメが枯れた芝生の上をゆっくりと歩いていました。甲羅などに土がいっぱいついているので、どこか土の中で冬眠していたに違いありません(ここは、池の水際から100m以上は離れています)。

はじめはクサガメの幼体かとも思いましたが、念のため裏返してみました。腹甲が黄色く甲板ごとに黒緑色の模様があるので、クサガメではないようです。食事中で、ほかの人の眼もあるので、急いで写真だけ採って席に戻りました。

帰宅してウェブサイトなどで調べると、どうやら外来種、ミシシッピアカミミガメの幼体のようです(『ウィキペディア(Wikipedia)/アカミミガメ』2019/05/09参照)アカミミガメはいくつかの亜種に分けられており、日本ではそのうちのミシシッピアカミミガメがほとんどで、腹甲には甲板ごとに大型の暗色斑が入り、その斑紋が繋がる個体もいるとのことです。


《枯れた芝生の上を歩くミシシッピアカミミガメ? 2019/04/28》


《枯れた芝生の上を歩くミシシッピアカミミガメ? 2019/04/28》 


《ミシシッピアカミミガメ?(腹甲の甲板ごとに大型の暗色斑) 2019/04/28》 

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トカゲ(幼体)(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2019-04-19 07:46:49 | 爬虫類

林道のそばに根返り古い切株があったので、オサムシでも越冬していないかと、杖替わりに使っている一脚の先で土を崩していると、オサムシは出てこないで青光りする小さなトカゲが出てきました。素早く動き出したので、土の中で越冬していたのかどうかはわかりません。

日本のトカゲは、従来単一の種として扱われてきましたが、分子系統解析などの手法により、本州西部(近畿)から大隅諸島にかけての西日本に分布するニホントカゲ、東日本やロシア極東に分布する姉妹種ヒガシニホントカゲ、伊豆半島から伊豆諸島にかけて分布する近縁のオカダトカゲの3種に分けられるようになったようです。ただし、これら3種は相互に外見では見分けがつかないようです。(ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/ニホントカゲ』2019/04/19参照)

そうすると、富山県のトカゲはヒガシニホントカゲということになりますが、どうでしょうか。「種(species)」とはいったい何なんでしょうか?ニホントカゲとヒガシニホントカゲが出会うと、どうなるのでしょうか?

幼体は、尾が青く、体色が黒や暗褐色で、5本の明色の縦縞が入ります(同上参照)。


《トカゲの幼体が潜んでいた土 2019/04/16》 


《土の中に潜んでいたトカゲの幼体 2019/04/16》 


土の中に潜んでいたトカゲの幼体(尾が青い) 2019/04/16》 

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アオダイショウ(土川右岸土堤/富山市布瀬町)

2019-04-11 04:15:49 | 爬虫類

雪の降る寒さから天気は一変、昨日(2019/04/05)はフェーン現象で強い南風が吹き気温も急上昇、富山市で桜が満開になり、最高気温も22.7℃を記録しました。

フェーンの生暖かい強風が吹くなか、久しぶりに土川の土堤を犬と散歩しました。

ほとんど人が通らない道に、大きなアオダイショウが寝そべって(?)いました。近づいても逃げていきません。胴が波打ち、一部が膨れているように見えるので、食事を済ませて陽を浴びながら一休み(消化)していたのでしょうか?

人やほかの犬には吠えまくるなど過剰に反応する気の弱い我が愛犬は、怖くても我慢しているのか(耳と尾が気持ちを表現しています)知らぬふりをしていました。カメラの望遠機能が壊れているので、蛇は好きでない私も一定距離より近づけず、アップの写真は撮れませんでした。


《土川土堤の歩道 2019/04/05》 


《土川土堤の歩道のアオダイショウ(影は写真を撮る私) 2019/04/05》 


《アオダイショウ(胴は波打ち、一部が膨らんでいます) 2019/04/05》 


《アオダイショウと愛犬(興味ないようなふりをしています) 2019/04/05》 

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カナヘビ(越冬)(呉羽山/富山市五福)

2019-02-25 04:12:49 | 爬虫類

春のような日差しのなか、久しぶりにエナガの巣作りをを見ようと呉羽山に出かけましたが、残念ながらエナガの巣作りは見れませんでした。

遊歩道の傍の林の中の腐朽の進んだ倒木の樹皮の下で、丸くなってカナヘビが越冬していました。 


《倒木の樹皮の下で冬眠していたカナヘビ 2019/02/24》 


《倒木の樹皮の下で冬眠していたカナヘビ 2019/02/24》 


《倒木の樹皮の下で冬眠していたカナヘビ 2019/02/24》 

※ 昨日(2019/02/24)は快晴で風もなく穏やかな春の日和、テラスでコーヒーを飲みながら、図書館から借りてきた文庫本を読んでいると、視界に何か飛ぶものが入りました。茶色っぽくそれほど大きくないチョウかなと思い、近寄るとホウジャクの仲間で、ローズマリーの花の蜜をホバリングしながら吸っていました。慌ててカメラを取りにいき、プリムラ(マラコイデス)やフクジュソウの花へと飛んでいくホウジャクの仲間を追いかけましたが、結局写真には撮れませんでした。
  ウェブサイト『富山県産蛾類博物館』で成虫確認時期を調べると、ホシヒメホウジャク(7月、9~10月)、ホウジャク(9月)、ホシホウジャク(8~9月)、クロホシホウジャク(5~6月、9~10月)と、冬から春にかけては成虫が確認されていないのです。ウェブサイト『ゴールドブレンドの幼虫飼育&食草栽培記/ホシホウジャクの越冬態』には、12月の暖かい日や、2月の暖かい日の日中にホシホウジャクが飛んでいるのを見たことがある」と書かれていました。撮ろうとせずに採っておけばよかったのかと思っています。


《庭で咲いているプリムラ・マラコイデス 2019/02/24》


《庭で咲いているフクジュソウ 2019/02/24》
 

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