私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

イーグレひめじで 小原流いけばな展 他

2013-03-30 15:57:53 | ギャラリー散策

 3月30日(土)  天気:晴れ  室温:21.6℃

 きょうは いい天気だったので 姫路の街を 歩いてきました。
一番の目的は イーグレひめじの ”いけばな小原流姫路支部 花展” を 見ることですが ついでに イーグレ
ひめじのギャラリーで 行われている展示(山紫会 油彩展、二人展、色鉛筆教室展) を 見て ブック・カフェ
”されど・・” に寄って コーヒーを飲み 新聞にあった ヤマトヤシキの ”池田吉輝作陶展” を見て 中井三
成堂の ”似顔絵展” に 寄り ぎゃらりー光(こう)の ”備前焼 尾田原 初則 作陶展” を 見て 帰りに 山陽
百貨店へ寄り ”流 政之展” を見ました。 最後の ”流政之展” は オブジェ風の彫刻作品、ブロンズ像で
良かったのですが 撮影禁止なので・・。
 9:30 の新快速電車で 姫路へ。 駅前の地下街がオープンしたそうなので 歩いてみましたが 早かっ
たので 開いている店は 少ない・・。 ヤマトヤシキも 開いていなかったので 直接 イーグレひめじへ。


 いけばな小原流 姫路支部 花展 「はな・花 ドキッ!!」 を見ます。 出品者名簿では ”花の輪・人
の輪ーみんなの花展” となっています。 専門教授者 名簿を見ると 女の人より 男の人の方が 多い
ようです。 頂いた資料を見て 少しは 生け花が 勉強できたかも・・・。
 小原流・流祖 小原雲心が 「盛花」 という新形式をつくり上げ 明治30年に 「盛花三十瓶」 と 称する
展覧会で 初めて 「盛花」 を 世に発表。 盛花は 近代いけばなの道を開いた 革命的な いけばな となりました。


 小原流いけばなの四本柱は 「花意匠」、「盛花」、「瓶花(へいか)」、「花舞」 です。
「たてるかたち」、「かたむけるかたち」 と呼ばれる基本を学び 「ひらくかたち」、「ならぶかたち」、
「まわるかたち」 という型を学び 豊かな表現力を得て 景色を水盤の中に表現する 「写景盛花」 を学んで、
小原流の心をつかみます。
 豊かな表現方法の数々として 文人調いけばな、琳派調いけばな、造形いけばな などがあるそうです。




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 隣の第一展示室の ”リビングカルチャー倶楽部 色鉛筆教室展” を見ます。 色鉛筆画と言って
も 水彩画と見間違えるような色合いで 精密に静物が描かれています。 生徒の作品は 盗らない
で ということで 先生の作品だけを 撮りました。
 特別展示室では 「二人展」 が 行われていましたが 写真禁止だったので・・・。

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 第2展示室では 好古学園大学 第34期生 「山紫会 油彩展」 が 行われています。 油彩展でも
水彩画もあります。 9人の人が 数点づつ出品されて 30点ほど 展示されています。 


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 官兵衛通り(御幸通り)の角のお店(武家屋敷カフェ?) のお姉さんが 忍者スタイルで 愛嬌をふり
まいていますが 怖そうなので 寄れません・・。 ブックカフェ ”されど・・” で コーヒーを飲み 節子
さんと おしゃべり・・。 24日に 作畑ガールが 行ったらしいが 節子さん 何も言わなかった???
 目の前に ”されど われらが日々ー” という ”されど・・” の由来となった 単行本が 置いてあり
パラパラっと ページをめくると 「節子の記憶」 が・・。 なんという偶然・・。 ねえ 節子さん!
 店の前では オカリナの路上ライブが・・・。 いろいろあるものです。

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 ヤマトヤシキの中井三成堂画廊に行くと ブドウちゃんの ”似顔絵展” が行われています。 ブドウ
ちゃん こと河嶋 直彦さん画描いた似顔絵が 床に敷き詰められています。 1万人の似顔絵を描く
つもりで 現在 6000人を越えたとか・・・。 描いた有名人も 多い。 私も描かれた?


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 つぎは 7階 特選ギャラリーの ”池田 吉輝 作陶展” です。 池田氏は 宍粟市一宮町に ”上の
山窯” を構え備前焼を焼いています。 案内状には 自然の美に 寄り添うことのできる 焼物づくりを
心掛けています。 土と火により 様々な表情をみせる 備前の作品を 是非 ご覧ください・・・。
 池田さんがおられ 少し お話させていただきました。 備前の土を業者から買うと 土が死んでいる。
土を洗って 上に沈殿した小石などを 取り除くが これは だめ。 土を洗わないで フルイにかけ 小
石などは 手で取り除く・・・。


 この前の なんでも鑑定団のテレビも見たそうで 人間国宝の備前焼が 270万円だったことも ご
存知でしたし 山陽百貨店の金重有邦の備前焼も見たそうで 値段の高いことも ご存知でした。
 また 一宮町の窯を見に来て と言われましたが 私は そこまで深く 焼き物に首を 突っ込むつも
りはないので・・。 後で 気付いたのですが 写真禁止だったので 池田さんに頼んで 撮らせてもら
えば 良かった・・。 後の祭り・・・。


 6階の食器売り場を歩きました。 きれいな器があります。 17日から行われる ”中田一於 作陶展”
の九谷焼が置いてある? 作陶展のときは 写真禁止でしょうから 絶好のチャンス。 写真を撮りまし
た。 案内状には 一昨年 紫綬褒章を受章され ご活躍中の中田 一於 作陶展を開催します。
 先生は 30年余り 光り輝く ”釉裏銀彩” 一筋に 作陶され 常に新しい色、造形を作陶されており
ます。 新たなる歴史を 歩みだされる中田先生は 次期人間国宝? 金彩も見たいが・・。

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 新聞にあった 立町のぎゃらりー光(こう)へ行きます。 萩原ビルの2階ですが 分かり難い・・。
狭い入口を入り 狭い階段を上がった奥が ぎゃらりー光です。 杉の香りに満ちた快い空間の中
で 良き作品に出会い 憩いのひとときを お過ごしください・・・。 内部は いい雰囲気です。
 今回は ”備前焼 尾田原 初則 陶陶展” をしています。 また 備前焼が・・・。
写真を撮ってもいいか 聞くと 女主人は きょうは 作家さんが 出身校の応援で 甲子園に行って
いるので とってもいい・・。 残念ながら 母校は 負けたようです。 


 尾田原さんは 昭和22年 熊本県天草市生まれ、備前焼窯元 備州窯 人間国宝・山本陶秀・
長男 山本雄一 両先生に指導を受け 長船町東須惠に 築窯、独立。 備前焼は 日本六古窯
(備前・丹波、越前、信楽、瀬戸、常滑) の一つで 須恵器の時代から始まり 日常雑器中心の時
代を経て 桃山時代に 茶の湯の隆盛に伴う道具として 数々の名品を 生み出しました。
 松割木を用いて 土を 焼きしめただけの素朴・枯淡な味わいが 魅力となっています。


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 山陽百貨店5階の美術画廊へ行きます。 きょうは 流 政之展。 世界的彫刻家・流 政之氏は
1923年 長崎生まれ。 1967年 タイム誌で 日本を代表する文化人の一人に 選ばれました。
1974年 日本芸術大賞 受賞。 WTCビルの巨大彫刻 「雲の砦」 を制作しましたが 9.11テロ
で 撤去されました。 画廊におられた頭の薄い人が 流氏だった? 90歳? 若い!




 姫路駅に着くと ちょうど 14:35 の電車が待っていました。 きょうも よく歩きました。
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