こころの巡礼～仏像の祈り ２～

　７月１０日（日）　　天気：晴れて暑い！　　室温：３２．５～３４．５℃

　先週 金曜日　ＢＳ８で 『日本人 こころの巡礼～仏像の祈り～』 が放送され　第１２話で 終わっ
たと思った番組の第１話が 再放送されていました。　今回は 興福寺の阿修羅像、弥勒菩薩像でしたが
それは さておき　新薬師寺の薬師如来像と　それを 守護する十二神将像をアップしたいと思います。
来週は　東大寺の四天王のようです。


　新薬師寺の”新”は 新しいという意味ではなく　霊験あらたか という意味だそうです。　新薬師寺は　奈
良時代・天平年間に　聖武天皇の病気回復を願い　光明皇后が 寺院を建立したそうです。　本尊の 木造
・薬師如来坐像は 萱の一木造り。　左手に 霊薬が入った薬壺（やっこ）を持ち　眼が大きいことから 特に
目の病気に ご利益がある。　主に 病気の人を救う医王如来として 信仰され　光背には 小さい六体の化
仏（けぶつ）・分身　薬師如来坐像が彫ってあり　七仏薬師とも言われるそうです。　新薬師寺 修二会では
大松明が奉納されるそうです。


　十二神将は　本尊の薬師如来の周囲に 配置され　本尊を守っています。　十二神将は 本来 他の仏
なのですが　姿を変えています。　本来の姿を 本地仏というそうです。　十二神将は 木造ではなく 粘土
で造られ　鎧・冑で身を固めています。　後に 作られた一体を除き　国宝。　また　十二支に対応し　十
二支の守り神でもあります。　十二神将の呼び方は お寺によって違うようです。　十二支が 時刻にも対
応しているので　十二神将も 一日２４時間を ２時間交代で　守っていた？　　摩虎（まこら）大将の姿が
見当たりません・・。








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