私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

薩摩焼

2013-07-08 17:34:57 | 日記
 7月 8日(月)  天気:晴れて暑い  室温:34.7℃

 今回は 6月30日(日)に BS日テレで 放送された 檀れいの名匠の里紀行 ”薩摩焼” を アップします。
きのうは 三尺玉の花火で 面白かったのですが 忙しかったので 脇見しながら見たので・・。
まだ 火曜日のイッピン ”泳ぐ宝石・錦鯉” もありますが・・。
 今回は ”薩摩焼・究極 陶器の美” です。 一週間 過ぎてしまったので 内容を 忘れていまいましたが・・。
薩摩焼の歴史は 秀吉が 文禄・慶長の役で 朝鮮に出兵した際 連れて来られた陶工が 唐津や 有田や
薩摩に住みついたのが 始まりで 今回 手わざ旅人・檀れいが 訪れる 鹿児島県日置市美山の薩摩焼・
15代 沈壽官の先祖も そうです。 沈さんは 今も 朝鮮名を 使っています。



 今の鹿児島、奄美、沖縄が 薩摩藩でしたが ポルトガルなど外国との交易で 藩の財政を支えてきた。
英国と 薩摩藩は 密接な関係を築いてきた・・。 1867年のパリ万博では 徳川家とは別に 薩摩・琉球
国として 出展し 人気を得た。 逆に 徳川幕府は 大政奉還を経て 崩壊することになり・・。



 薩摩焼の特徴は 独特な淡い白地に 美しい絵付け、緻密な透かし彫り(網目状の模様を造り上げる驚異
の手技)。 白い陶土・透明な釉薬から 薩摩焼ならではの白が 生まれます。
 福俵子鼠香箱は 蓋に 鼠が群れていますが 蓋を取って 中を見ると・・・。 俵を食い破った鼠が 内部に
頭を出し お尻を出しているのが 面白い・・・。


 15代 沈壽官は 焼き物造形が得意で 日本人の母親の血を受け継ぎ 日本的な思想を持つ。
昆虫などの生き物にも命がある。 工房では 23人の職人が 担当に分かれて 仕事をしている。


 透かし彫りはは 小さい穴をあけ 周囲を削り取ってゆく。 直線は 貼りやすいが 曲線は難しい。
細かい作業で 時間もかかり 彫っている間に 土が乾燥するので 布を掛け 湿度を一定に保つ。
乾燥すると 収縮するので 割れやすくなる・・。 


 浮き彫りは 表面から一定の深さ 彫る。 難しい曲線の緻密な作業。


 釉薬を掛けて焼いた後 絵付けする。 盛り金は 秘伝の技。 細い筆で 金で同じ線を30回塗り重ね
立体的にみせる。 新しい絵の具は 硫酸のような危険な薬品を使い 金の間に 金に触れないように
色を差していく・・。




 あるとき お母さんから トーストを乗せる皿を 造ってくれと 言われますが 造ることができませんでした。
何年か経って やっと できますが それは お母さんが 亡くなってから・・。

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コメント
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