新型インフルエンザ対策

新型インフルエンザとその対策について、多くの人に知ってもらいたい。このサイトの情報により生じた損害には責任を負いません。

舛添厚労相、診察拒否には適切指導を=河村官房長官は職員激励

2009年05月06日 | このごろの新型インフルエンザ関連情報
舛添厚労相、診察拒否には適切指導を=河村官房長官は職員激励
5月6日15時22分配信 時事通信

 舛添要一厚生労働相は6日午後、江利川毅事務次官ら同省幹部との会議で、新型インフルエンザ感染の可能性の低い患者が医療機関から診察を拒否されるケースが相次いでいることについて、「診察拒否は医師法違反であるので、社会的義務として対応してほしい」と述べ・・・

詳細は
時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090506-00000049-jij-pol

院内感染を怖がっているのでしょうか。新型インフルエンザはいずれ国内に入ってきますが、発熱外来に行かないで一般病院や医院、診療所に感染者が来ることは間違いないところです。いまから院内感染防止策などをきちんとやって欲しいですね。診察拒否をするということは準備不足なんでしょうね。


1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ついに桝添も牟田口化か…。 (都筑てんが)
2009-05-07 02:23:22
「諸君、担当医は、院長命に背き患者の診察を放棄した。受け入れ態勢がないから医療は出来んと言って患者の診察を勝手に断りよった。これが病院か。病院は受け入れ態勢がなくても受け入れをしなければならないのだ。検査キットがない、やれタミフルがない、リレンザがないなどは診察を放棄する理由にならぬ。

(中略)

担当医には応召義務があるということを忘れちゃいかん。病院は公立である。市長が守って下さる・・・」

以下、訓示は一時間以上も続いたため、当直明け通常勤務後の残業の連続で、抵抗力の落ちている医師がウイルスに罹り、病気で抵抗力の落ちた入院患者および外来患者に伝染する事態となった。

…。
……。
………。

感染者や感染者疑いを受け入れる、院内感染を防ぐための態勢が整ってないのに、「応召義務云々」で無理に患者を受け入れたら、院内感染が起きて「病院自体が感染源」になってしまう危険性があるんですけどね…。

感染者を受け入れるための準備が整っている「発熱外来」ならともかく、検査キットも無い、リレンザが無い、タミフルも無い、院内感染を防ぐための設備も整えられてない一般病院では、患者を受け入れられなくても仕方がないと思いますよ。

一般医療機関の現状はこんな感じです。

●タミフル・リレンザは既に出荷制限がかかっており現在は指定病院にしか入荷されない。各病院におけるそれらのストックも(当然ながら)万全ではない

●インフルエンザ検診キットは消費期限が短く、この時期に一般医療機関におけるストックはまずない。もし追加生産されても、それらは指定病院や検疫機関へ最優先に出荷される為、一般医療機関には入荷されない。

上記のように受け入れ体制が不充分な一般医療機関にてそのような患者を受け入れ、新型インフルエンザによる集団院内感染が発生したら誰が責任を取るんでしょうか?
返信する