大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

イワヒバ

2018年07月09日 | 司馬遼太郎記念館
昨日、司馬遼太郎記念館の庭でヒノキの葉のような葉をした、高さ20センチ位の小さな植物を見つけました。
名札には、「イワマツ」と書かれています。

また、書斎前の土管では先生がお好きだったツユクサにも花がついていました。

イワヒバ(岩檜葉)
イワヒバ科に属するシダ植物の一つ。

日本ではほぼ全土にわたって分布域があるが温帯域より下に生息し、国外では東南アジアの高山にかけて分布する。
主として岩場に着生し比較的乾燥した岩場でも見られるが、日陰やあまり水の当たるような場所には出ない。樹上に出ることは少ない。

止血剤として利用されたこともある。
また、条件が整えば秋に紅葉を見ることもでき、茎が斑入りのものや枝分かれに特徴があるものについては、鑑賞用に用いられる。
古典園芸植物としても扱われ現在も数十の品種があり、標記は巻柏とし読みはイワヒバである。

和名の由来はその枝葉が桧に似ており岩の上に生じることからで、別名をイワマツ(岩松)とも言う。

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初物「デラウェア」

2018年07月05日 | ぶどうの木オーナー
今年もぶどうの木のオーナーを継続、お礼の品が届きました。
「デラウェア」です。

早速冷やして頂きました、今年の初物ですので寿命が延びることでしょう。
それも、今まで食べたこともないような立派な粒のデラウェアで、一粒の長径が2センチほどの大きさでした。

初物を食べると七十五日寿命が延びる、との言い伝えがあります。

七十五日長生きするとの説
その1
江戸時代には、死刑を受ける罪人に「最後に食べたいもの」を聞く習慣がありました。
ある死刑囚はそこで、最後の食事としてその季節にはない食べ物を選びました。
死刑囚は、その食べ物が食べられるまで季節が過ぎるのを待ち、七十五日間長生きしました。

その2
栄養豊富な初物を食べることで季節に合った体を作ることができ、また七十五日経つと新しい初物が現れて体の調子をととのえることができる。
それを続けることによって、健康で長生きできる、ということ。
75日は、1年365日を春夏秋冬、土用の五つ(中国の五行説)の季節で割った数。

初物とは、その年で初めて収獲された食べ物のことで、旬なものは強い生命力を持っていて、それを食べて生命力(寿命)を得ることができると考えられていますので、私達もその言い伝えに従うことにし美味しく頂きました。

葡萄のカネオクさん、1年中休みもないほどに丹精込めた贈り物有難うございました。
3年後のワインも楽しみにしています。
コメント (2)
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