大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

水仙・玉祖神社

2020年01月23日 | 植物
昨日、八尾にある玉祖神社の水仙を見に相棒と出掛けました。

近鉄大阪線山本駅で乗り換えて服部川駅へ。
駅前には玉祖神社への案内図がなく、道行く人に尋ねながら行きました。同方向に進む女性4人組は登山スタイル万全で玉祖神社を経由して十三峠越えをして奈良方面へのハイキングのようです。

約40分、全体には緩やかな、時々やや急な登りを進み玉祖神社着。参道の石段の脇のクスノキの巨樹(幹回り8m)を見上げて境内へ。入口の石鳥居脇の狛鶏の出迎えを受け境内へ。
まずお参りを済ませて水仙畑へ。

玉祖神社
和銅3年(710年)に周防国の玉祖神社から分霊を勧請したのが創始。
現在の本殿(写真下右)は、享保10年(1725年)の再建。

御祭神の櫛明玉命(玉造氏の祖)は日本書紀の国譲りの段において玉を作るとあり、古事記では天岩戸の段において玉祖命が玉を作ったとあり、やはり同じ神と思われます。
寺宝も多く、北条時政の制札(重文)男女神像(府重美)樟樹(府天然記念物)豊臣秀頼寄進の石灯篭などがある。

境内に飼われている長鳴鶏は、天岩戸籠られた天照大神にお出まし頂くため世が明けたと思われるようこの長鳴鶏を鳴かせた、との言い伝えがある。

隣接の傾斜地(約2千㎡)に咲く水仙畑には多くの見学客が訪れ、ほのかに香る白い花を愛でシャッターを切っています。
その傍らには、放し飼いされている長鳴鶏が5~6羽しきりに啄んでいます。(周防国の玉祖神社では天然記念物)
長鳴鶏は、サービス精神旺盛で見事な長い鳴き声を何度も披露してくれ、この良い声には天照大神も心動かされたのでは、と思いながら聞きほれました。

明日から一週間ほど天気は悪くなり、本日は貴重な晴れ間との予報でしたので出かけましたが、水仙も満開で来てよかったとの思いを強くしながら帰宅。
本日の歩数は、10829歩。
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