大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

対馬・壱岐・大島めぐり 第一日目

2023年06月08日 | 風景
6月2日から二泊の予定で九州北部の島めぐりツアーに相棒と参加。
出発の日は台風2号の接近が報じられていて、当日まで船が出るのかヤキモキしました。
予定通り新大阪駅発7時11分ののぞみに乗車し博多を目指します。窓の外は雨が降り続いていましたが、博多駅では上がっていました。

博多港からジエットホイルで対馬に向けて出港。約1時間で対馬厳原港到着。
近づく島影は、南北に細長く本土よりも韓国に近いそうです。
対馬を治めた宗家の菩提寺である萬松院にお参り後、壮大なリアス式海岸の浅茅湾が望める烏帽子岳展望台へ。

萬松院・・天台宗。百雁木と呼ばれる石段が幽玄な雰囲気を醸し出しており、立派な山門と本堂には朝鮮国王より奉納されたと伝えられる三具足が公開されている。

約160段の石段の先に宗家一族の墓所である御霊屋があり、広大な敷地には巨大な墓が30基前後立ち並んでおり、その規模は大大名なみの規模で、金沢市の前田藩墓地、萩市の毛利藩墓地とともに日本三大墓地の一つとも言われている。

また、墓所の手前に樹齢1200年と言われる万松院の大スギが3本あり、杉では対馬一の樹齢を誇っている。国指定史跡。

烏帽子岳展望台・・烏帽子岳(標高176m)は、対馬の中央に広がる浅茅湾の北岸に位置し、360度をぐるりと見渡せる展望台で、東には対馬海峡、西には朝鮮海峡が広がり、複雑な入り江と無数の島々がおりなす典型的なリアス式海岸の景観を一望できる。
古代から天然の良港として知られた浅茅湾の歴史と、リアス式海岸の雄大な景観を楽しむことができる観光スポットとして人気です。

夕食は、船で隣り合わせた地元の女性やバスガイドさんのおすすめの地元の飲食店へ。
大阪では味わえない刺身盛、新鮮で厚く切った地元魚に驚きましたが、それにも増して驚いたのがアナゴの天ぷらとアナゴ寿司で、腰を抜かすほどの肉厚と柔らかさ、ウナギの切り身かと思うくらいの、こんな大きなアナゴを食べたのは初めてでした。
大谷選手は、アメリカで対馬産アナゴを食しているそうです。
写真下・・一番上のアナゴは約400g、一番下は70gだそうです。

翌朝、出発までの時間を利用してホテルの近くの厳原八幡神宮神社へ。
歴史を物語る立派な楠が残る拝殿に参拝して壱岐への出発に備えました。

厳原八幡宮神社・・神功皇后が三韓征伐からの帰途、対馬の清水山に行啓し、神鏡と幣帛を置いて天神地祇を祀ったという。
天武天皇6年(677年)天武天皇の命により清水山の麓に社殿を造営して八幡神を祀ったのに始まると伝え、八幡信仰の中心である石清水八幡宮の起源ともいわれている。
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