大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

伊賀から甲賀へ

2019年04月16日 | 司馬遼太郎記念館
昨日、司馬遼太郎記念館ボランティアツアーで伊賀から甲賀を訪ねてきました。
今回のツアーは、現在記念館での企画展「梟の城」の主人公が忍者ということから、日本の二大忍者の里を巡りました。
伊賀上野城ではソメイヨシノは散っていましたが八重桜が咲きだしていました。

行程は、近鉄八戸ノ里駅前⇒近畿・西名阪・名阪道⇒伊賀上野公園(伊賀流忍者博物館他自由散策)⇒上野忍者ドライブインで昼食⇒高倉の「街道をゆく」文学碑⇒御斎(おとぎ)峠⇒信楽陶芸村⇒甲賀流忍術屋敷⇒新名神・近畿道⇒八戸ノ里駅前。

8時前、バス二台に分乗した80余名が出発。
伊賀上野公園着伊賀流忍者博物館見学後、自由散策で伊賀上野城前から西側の高石垣(大阪城とほぼ同じ約30mの石垣)を見学。

当地は芭蕉生誕地であり俳聖殿(昭和17年松尾芭蕉生誕300年を記念して芭蕉の旅姿を模した建物・重文)・芭蕉翁記念館(昭和34年地元の寄付により建設・翁の真蹟をはじめ連歌俳諧に関する資料等を保存展示)を見学。

司馬遼太郎の作品「街道をゆく(甲賀から伊賀への道)」の取材ルートを辿ります。
伊賀上野城を出発点にした司馬遼太郎は、自身の小説「梟の城」の最初の場面の舞台・御斎峠を目指す。途中、西高倉の集落で炭焼きをする老人ら2人に出会い、老人との会話から現代日本の忙しさをかえりみる。
御斎峠では、91段の階段を上って頂上からの伊賀市内を望む眺望を楽しみました。
(写真上・文学碑と炭焼き窯、写真下・御斎峠)

御斎峠を越え信楽で陶芸村へ寄って昭和9年造の登り窯、甲賀では甲賀流忍術屋敷(甲賀流忍術の当主望月氏本家旧宅)へ。

素晴らしい天候の中、無事全行程を終え帰路に。
予定より早い6時半前に八戸ノ里駅前着。
伊賀(亡父の故郷)では花筵・甲賀(亡母の故郷)では満開の桜を楽しむことのできた素晴らしい旅でした。
いつもお世話頂く運営委員を始め記念館の皆様方有難うございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする