お爺さんは山へ柴刈りに

東鳩会の開催概況

二冠会・・・故武田会長追悼会

2014年01月04日 17時19分38秒 | Weblog

 二冠会は平成26年1月2日(木)、初売りに賑わう山形駅前通りのホテルキャッスルで開かれました。今年、山形東高は創立130年を迎えます。創立100周年の年サッカー部は高校総体と県選手権の二冠を制覇し、創立記念に華を添えてから30年になります。

 ヤスヨシ世話人から最初に旧年4月13日武田栄四郎会長が鬼籍に入られたことが報告され、全員黙祷して霊安らかにと祈ります。この後、私の献杯が会の始まりとなります。

 スズキ元監督が述懐します「43歳にして山形東校入学そして二冠会の仲間に入れた。よかったな~」「アキラくんの息子に発破をかけている。親子二代と会えるのはOB会の醍醐味だな」とセイノサッカー部OB会長が30年前の当時に想い巡らし、感慨に浸り目を細めます。故武田会長の奥様からのご芳志が紹介されます。

 部屋に入る前ヤスヨシくんから「今夜の会はサプライズですよ!」と耳打ちされます。暫く振りのヤリミズくんの姿に納得します。「あのときは武田会長と握手し、嬉し泣きができたー」とイチローくん。「同じ瞬間を共有でき山東サッカーの比重は大きい」とナオキ君も同調します。

 潤滑油が体中に巡った頃恒例の‘近況報告’です。第一声は「新たな就職先で‘チキンライス風揚げセン’を商品開発して、2月5日もみの木米菓より発売されます。是非、ご賞味ください!」とアラキくんのPRです。

 次はシオカワくん「30周年を迎えたこの席に武田会長がいないのは寂しい。今は、故郷へ帰ることも考えながら働いています」

 「2週間前に身内を亡くしたので武田会長の死は悲しさを一入知りました。モンテのスタジアムドクターをしており、カズのサインを貰いました」と貫禄充分に話すのはツチダくんです。

 ヤリミズくんの登場に拍手がわきます。「武田会長の追悼会でもあるので、是非出席をとヤスヨシくんから促され、15・6年ぶりに出席しました。大学在学中武田会長へ押しかけ、ホテルオーヌマのスカイラウンジで度々ご馳走になりました。就職したら今度は俺たちが武田会長へご馳走しようと始まったのがこの二冠会です。アキラの弔辞よかった~」と会発足の経緯を話してくれます。

 「あの頃、カロリーメイトは力が出ると言われ食べましたね。昼のフットサルには娘二人が見学しました。マンガ雑誌が売れない傾向にあります」と出版業界の景況などにも触れてくれたのはヤハギくんです。

 「息子の高校進学とサッカー好きに困っています」と多くの親が経験する苦悩をヤスヨシくんが吐露します。 

 「恩師の背中を見て育ったのが好かったな~山形東のOB会でもサッカー部はクローズアップされているよ!」とアキヒロくんがサッカー讃歌です。

 「後輩の多い山形銀行とサッカーの試合をして得点できた」と感慨を新たにしているのはサワイくんです。ヨシミくんは「突然転んで頭を打ち記憶を失ったが、生きててよかった~」と年寄りの私には忠告に聞こえます。

 お開きの音頭はアキヒロくんです。「途中退部にもかかわらず、仲間に入れていただきありがとう!」と感謝の辞もあります。

 今年も話が弾んで時間超過したそうです。今夜は故武田会長を偲ぶ追悼会さながらです。

 アフター30のサッカーボールが育んだ絆です。約半世紀ぶりに着物の虫干しをしてみましたが、馬子にも衣装とはこのことのようです。故武田会長の熱き思いを感じながら帰路に着きます。ご冥福を祈ります。