今年も今週１９日土曜日と２０日日曜日に開催される。昭和３５年頃までは岸和田駅前から旧国道２６号線(現在は府道)を真直ぐ海辺まで(現在は埋め立ててベイエリア)迄上下に走っていた、すれ違いに両方のだんじりがぶつかって多くのけが人を出したものです。現在は海の方向より駅前に向かって一方通行です。見どころはやはり通称かんかんば、臨海道路と駅下がりの道路の交わる三叉路です。臨海道路を左右から来ただんじりが、交互に９０度直角に回るやりまわしスピードについていけない者たちが飛ばされたり、回転に失敗して角の電柱にぶつかるだんじり、勇ましいというか、勇壮というか見ごたえはある。非常に危険な祭りでもある。岸和田生まれ岸和田育ちならこの祭りのために、一年を頑張っていると言っても過言ではない。罪を犯して逃げ回っているような人でもこの祭りだけは帰ってくると言われるくらいの熱狂的です。見物人は全国から２日間で３０万とも５０万ともいわれている。祭り好きの日本人が集まってくる小さな町は人であふれかえっている。今年は死傷者の出ないことを祈っています。