中国軍の清野作戦

12月6日、ヴォートリンは日記で中国軍の清野作戦に言及している。進撃してくる日本軍が遮蔽物として利用するのを防ぐために、南京城壁の周囲1、2キロにある居住区、および南京城から半径16キロ以内にある道路沿いの村落を焼き払ったとされている。
この清野作戦をひきあいにだしてあたかもすべての放火が中国軍の仕業であるかのように主張する者がいるが、ヴォートリンの例からもわかるように、事件を目撃した第三国人たちは中国軍による放火と日本軍による放火とをきちんと区別して報告しており、その上で日本軍による放火の方が酷かったと結論づけている。
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コメント
 
 
 
Unknown (pippo)
2006-12-07 11:09:24
>南京城壁の周囲1、2キロにある居住区、および南京城から半径16キロ以内にある道路沿いの村落を焼き払ったとされている。

お手数ですがこれ(作戦命令)の典拠を教えてくださいませんか?
 
 
 
Unknown (siebzig)
2006-12-07 19:39:15
笠原十九司さんの本に依拠したのですが、『南京事件』にも『南京難民区の百日』にも典拠がないのです。『ニューヨーク・タイムズ』12月8日のダーディン記者による記事に「昨夜、中国軍が半径一〇マイル以内の町や建物や障害物を焼き払いつづけた」とあり、これは大まかな範囲としては笠原さんの記述と一致しますが、細部が違っているのでソースは別にあるのだと思います。私も気になってはいたのですがまだ発見できていません。
 
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