575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

並び家の境にひそと花八つ手  晴代

2019-01-08 09:23:06 | Weblog

薄暗く狭い隣家との空間。
隠れるようにひっそりと咲いた白い花の情景が浮かびます。
ちなみに、数えてみたら八つ手の葉は8枚ではなくさまざま、と殿様。

八つ手には「ひそと」が似合いますね。
それは八つ手が陰樹で、日陰でも育つ植物だからです。
また葉には魔除けの力があるとされています。
難を避けるとされる南天と似たような植え方がされています。

冬に咲く白い花は虫媒花。昆虫の少ない時期に開花。
このため多くの昆虫を引き寄せる必要から甘い蜜を蓄えています。
集まってくる昆虫にはアブ、ミツバチ、ハエ、など。

  日向より日蔭が澄みぬ花八つ手  馬場移公子

  日暮まで蝿のまどろむ花八つ手  白岩三郎

新しく建つ家には八つ手や南天はありませんね。遅足
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