575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

失物を探して暮るる木守り柿  郁子

2019-01-09 09:21:04 | Weblog

大切なものが見つからない。あちこち探しても・・・。
いつの間にか夕暮れに。
見上げる空には、ぽつんと木を守っている柿がひとつ。
ちょっと孤独な一日が暮れようとしています。
一体、何を失くしたのでしょうね。

  初夢の鳥失せものを銜へきし  品川鈴子

探し物をする時のおまじないがあるそうです。
普段使っているハサミの歯の部分を
輪ゴムなどでぐるぐる巻きにします。
そして、「○○を見つけてください、
見つかったら使えるようにします」と唱えます。
探し物が見つかるまで絶対に使いません。

すると・・・必ず見つかるそうです。
見つかったら、ゴムを外してお礼を言って、
紙を切ってあげて元の位置にしまいます、とのこと。

このおまじない私は知りませんでした。
知っていたら失くしたお年玉、出てきたかも。

  片方の手袋落ちて失せ物に  遅足
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2 コメント

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Unknown (郁子)
2019-01-09 12:44:14
しょうもないものを探して一日暮れることが多くなりました。「認知?」の文字におびえるこの頃。肩のあたりがスース―するような不安を覚えます。
いや、こんな自分も受け入れて。。今年も前向きに頑張ります。ありがとうございました。
もうひとつの解釈。 (殿)
2019-01-11 19:01:21
木守り柿は1個だけ柿の実を残します。この無駄と思える慣習は豊作への感謝と食べ物が少ない冬の小鳥たちへの思いやりといわれています。先人たちは自然に畏敬の念を持ち大切に共存してきました。故意に残すひとつの柿。物探しに追われる作者。視点を変えると深みがあり趣きが大きく違ってきます。

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