575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

2019 中日歌壇

2019年01月22日 | Weblog
宗匠、新年第一弾の歌はこちらです!


裸木は全神経を枝先にあつめて斧の痛みに耐える



小島ゆかり選
 事情があって伐られるのだろうか。それとも枝を払われるのだろうか
 「全神経を枝先にあつめて」が心底、痛々しい。
 裸木の痛みをまるで自分の痛みのように感じる、その作者の現実にも
 思いが及ぶ。

宗匠のやさしさ、鋭敏な感性が集約されている素晴らしい歌です。
ゆかり先生の講評の的確さにも脱帽です。

ブログでご紹介するのが遅れてしまいました。
私の神経は散漫のキワミです。。。悲
郁子
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1 コメント

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もうひとつ! (i郁子)
2019-01-22 19:27:24
島田修三選
「東京を回る電車の最後尾無口な雪が窓に来ている」
完全復活ですね。おめでとうございます!!

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